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2024年9月25日 西穂から奥穂へ・念願のジャンダルム踏破へ!?・5

テン泊テン泊テン泊。嗚呼テン泊したい。
と頭の中でずっとリフレインしているもおすけです、皆様こんにちは。

4月は謎の陰キャラモードで(後に単なる更年期症状と判明)、なぁんだそっかー、と元気になった途端に蓼科山日帰り、遠征、実家帰省とここまで休日たて続けに出掛けてる。そして明日からの休日も、来週も山の予定を入れてしまっている。

・・・休みたい。本来の休日である体を休ませたい

と遊びすぎて、若干やり過ぎなスケジュールに今更後悔しているのに『テン泊したい!』。
しかも涸沢でテン泊&北穂のテラスに行きたい。
唐松岳でもいーや。爺ヶ岳はもう雪が溶けてるかな。

もおすけは、一年の中で残雪期の山が一番好きなのだ。
・・・しまった出遅れた。陰キャになってる場合じゃなかった。
と、後悔するのは嫌なので、今から取り戻すぞー、そしてつまり休日は動日となる。

山と仕事と介護とブログ。頑張って更新もします!
ハイ本日は約束通り、西穂~奥穂・ジャンダルム超えの報告の続きです。

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2024年9月25日 西穂から奥穂へ・念願のジャンダルム踏破へ!?・5

無雪期の西穂も久しぶりだ。

AM6:50。小休止して水&行動食を補給していると、空が白々と明けてきた。
さあ、未知なるルートに挑戦だ!

もうしょっぱなから、こげなおっかないとこー!だよ。

AM7:42.遠くのピークに人がいる。

だんだんと晴れてきた!緊張しながらも、やっぱり空が明るいと嬉しいものだ。

キレッキレコース、スタートです。

正直、両側のキレッキレの下は愚か、周囲の景色さえも見ている余裕はない。
足元の岩が浮いていないか、どこなら足を置けるか、そればっかりに集中。
時折ガスが上高地側から飛騨側に乗っ越していく。
73歳のソロのおじさんと抜きつ抜かれつ。年だから~と言いながらもその足取りは流石です。
長年、山を歩いてきた人の上手で確実な足の置き方。
しかもこの稜線を全然怖がっていない!羨ましいわ~。

中央下部、ホイホイと登るおじさん。

んで、ここも登っていくのよね。

トモさんが入ると絵になります。

AM7:56

アタシが入るとカッコよさ激減です。

いいのよもう必死なのよ。

どんどん晴れて秋の空。

おじさんも到着です。

やー疲れるねぇ、と言いつつ軽やかな足取り。

そうこうしているうちに、天狗のコルに到着です。

AM9:56天狗のコルに到着

この稜線上、唯一最悪の場合ビバークも出来るスペースがある所。
話には聞いていたので、ここまで来られてまずは嬉しい。

ここがあの天狗のコルね。

ここで少し休憩を。ずっと緊張の連続だったからね(アタシが)。

イエーイ、コルだぜ。

どこも見回しても、ここは最高の景色です。

おじさんも到着。この天気なら会話も弾む。

予想はしてたけど暑いですねー。

2013年の夏、室堂から上高地へ向ける北アルプス大縦走・1でジャンダルム超えからのイチさん&焼岳からスタートしたさぶちゃんと北穂で合流した時、この『天狗のコル』なるものを初めて聞いたのだ。

あれから11年。
ようやくここに来られました。

ビビりまくりですが。

だからアタシ的に、とっても感慨深い場所。
稜線上で、ここ一箇所だけ岳沢にエスケープ出来るルートがあります。

降りるのもなかなかのガレっぷりですが。

下の方に登山者が一人。

黒いウェアの人が一人。

・・・ところで、この残置ザックはなんでしょう。謎です。

避難小屋跡に残置ザック。

たっぷり休憩したところで、再び参りますか!

ここがあって本当に助かったよー。

ありがとね、天狗のコルさん。

やっぱり天狗の住処だったのかなぁ。

それにしてもいい天気だ。

でっかいトモさんがちっさく見えるくらい雄大な景色。

先は長い。
まだまだ緊張は続きます。

<続く>

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