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おさるのもおすけ日記】2014年5月ソロ残雪の蝶ヶ岳

昨日。

大縦走の食材を買ってきましたもおすけです、皆様おぱようございます。

確かに夕食とかの食材も購入しましたけどね。
お会計で7500円と言われた時にはびっくりしました。
レジのお姉さんも、きっと私が独り暮らしだとは思っていまい。
あなおそろしや。

だぁって、さぶちゃんが『南の方がお腹空くよ。』って言うんだもん。
コースタイムからしても、そうだよね。
でも、昨日買った食材にアルファ米などは含まれず。
どんだけ多いんだ?私の食料。
きっとまたウニゾーが泡吹いてへんな対抗意識持って
逆にわざと減らす作戦に出るに違いない。
それほどの量です。

そんな食糧事情に頭悩ますもおすけの、5月山行。
残雪の残蝶ヶ岳~常念岳を企んでみました。

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おさるのもおすけ日記】2014年5月ソロ残雪の蝶ヶ岳

2014   5    12    曇り

天気予報は荒れ模様。
それでも行きます(前回同様)
だってせっかくの連休だもん、やめるはずがあろうか否やめない。
また一人孤独な戦いを自らに課す女・もおすけ。
さあ出発です。

—–

ここのルートは、さぶちゃんと2011年に行ったとき以来だから三年ぶり。

■この頃はもおすけとよく遊んでくれましたさぶちゃん

【もおすけ日記】2011 5月 蝶ヶ岳・1 - おさるのもおすけ日記vol.1
なんとっ!このもおすけ日記が、OUTポイントで7000もの数字を叩き出してい...

常念周りか悩んだけど、まずは蝶ヶ岳へ。

140512_常念周りのルートは次回にね。

ええ、天候下り坂は百も承知。
段々上空の風が強くなっているのを感じながら。
マメ打ち平でアイゼン着けて。
急登急登。
そう、ここは急登だった。

も:『さぶちゃん、蝶もしんどいねー。』

ってそういえば言ってたっけ。
そう、冬道は直登なのです。
延々登って、ようやく樹林帯を抜けて。
稜線に出たかと思ったら、まだあった。

140512_9この時点でかなりうんざり。

蝶は遠いよー、しんどいよー、と一人思っても聞いてくれる人はなし。
第一登ってくる人はゼロですから。
前回の五竜と同じ、また一人か?
いいもんもう慣れたもん、とやさぐれながらひたすら登る。
こういうしんどい道は、一人だと頑張れないよなー。
誰かと一緒だったら、文句言いながらでも頑張れるのになー。
でも結局なんだかんだ言って、一人で登りに来ちゃってるんだよなぁ毎回。

ウダウダ思いながら、ようやく蝶ヶ岳ヒュッテさんに到着。
嬉しい事に、曇っていても槍ヶ岳方面はくっきりと見えました。

140512_1大キレットと槍ヶ岳。この二つはいつも私を勇気付けてくれる。

さあ、あっさりと爆風になってきたから小屋に入りましょう。

—–

小屋に入ってテントの受付を。
ここは公私共にお世話になっている所です。
だもんでテントの受付をしてテント場の整地をしていると、小屋番のAちゃんが駆け寄ってきて

『今日は風邪も強いし、人もいないので小屋に泊まってください。』と。

いえいえ、せっかくテント担いできたしそれは悪いわとお断りしたのですが。
余りに熱心に言って頂くのでお断りするのも失礼かとなって再び小屋泊に。
蝶ヶ岳ヒュッテさん、ありがとうございます。
懐かしのさぶちゃんと作って食べた自炊場で、ラーメンを作る。

140512_2棒ラーメンにとろけるチーズのせ。

食後のおやつは最近の定番・マーラーカオに抹茶カフェオレ。

140512_3マーラーさんは一回の山行で5個食べます。

そういえば、蝶ヶ岳ヒュッテさんに泊まるのは初めてだった。

可愛くて清潔な小屋。

140512_4写真の雰囲気とは裏腹に外は爆風。

とりあえず山頂の写真を撮りに行って。

帰りには足元に再びこのお方が。

140512_5お散歩中~。

今年は雷鳥遭遇率、かなり高し!
小屋に戻ってスタッフさんとお話していると、徳澤側から上がって来た一組のカップルさん。
今日はこの三人だけでした。

お二人の作るおつまみが最高に美味しそうで、おいしそーと思っていたら。
顔に書いてあったのか?
おすそ分けして頂いちゃいました。

140512_6宮崎地鶏の炭火焼・トマト&ツナペンネ・海鮮チヂミ。

どれも激ウマ。ご馳走様でした。
三人で、どこの山がいいかお薦めは何処だなどと話しながら、楽しい夜を。
小屋が揺れるほどの爆風の中、暖かい布団で眠れる幸せ。

明日に賭けましょう。

——

2014   5    13    悪天

一応早起きする。

でも、窓から覗くまでもなく、風の音が全てを語っている。
この風では常念までの稜線は無理。
ましてや前常念の下りなど危険極まりない。
風速25m以上はあるだろう。

今日はやめやめ~。

こんな時に無理すると死んじゃうもんねー。
ゆっくりと朝ごはんを食べて、スタッフさん達にお礼を言って来た道を戻る。
再び『同じルートを積雪期に登りに来るぞ。』と誓いを立てて。

—–

1時間半ほどでサクッと下山。
毎度の事ですが、下界は雲の下。晴れてます。
湧き水でアイゼン・靴・ピッケルを洗って乾かす間。
お湯を沸かしてコーヒーブレイク。

140512_7再びマーラーさんご登場。

晴れていても風は強い。
降りてきて正解ね、と思い乍ら車を走らせる。
途中、まさに信州の皐月 といえる光景に出くわす。
こんな街に住んでいる幸福。

140512_8

また来年!

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