ちょっと前まで忙しかった、セールの準備。
什器の移動から陳列、ストックの移動にPOPの貼り付けなどやることは尽きない。
そんな忙しい中、私に近づいてきたイデぞう。
イ:『ほら、もおすけさん見て下さいよココ。さっっき合板で棘がグサッ!って。めっちゃ痛いんです。』
棘なら抜かないと痛いから、化粧ポーチに毛抜き入ってたっけなぁ・・・などと考えつつ、
も:『大丈夫? 毛抜き持ってたっけなぁ、どのくらい大きな棘?』
イ:『いや、棘はもう抜けたんですよ。でもほら見てココ、すごい痛いんですよ。』
・・・・・。
目にも見えない小さな傷口と擦り痕を得意気に見せるイデぞう。
でも棘が抜けてるなら血が出てる訳でもなし、私に見せる意味があるのか?
も:『・・・私にどうしろって言うの?棘も取れてるんでしょ?』
イ:『イエ、ただ聞いて欲しかったんです。 あ、チエぞうさん、見てくださいよほらココ・・・・・』
と、今度はイデぞう、チエぞうに自慢気に傷口を見せて同じ説明をしている。
それからもイデぞうは、腕を擦った、とか肘を打ってジーーーンと痺れた、だとか
事ある毎に報告してくるので、その度に私は、
も:『そうなの~、それは痛かったでちゅねー、ハーイ痛いの痛いの飛んでいけ~。』
と指先で撫でて飛ばしてやると、彼はちょっと満足気な顔をしてから仕事に戻ります。
・・・・・。
どうしてこうも、私の周りにはお子ちゃまな男子ばかりなのだろうか。
なんて言うんですか?
こう“頼れるオトナのオトコ”のオーラ全開の、素敵な山オトコは一体何処にいるのでしょう。
我こそは!って言うアナタ、ぜひ挙手して頂きたいもんです。
私の周りにも、魅力的な山オンナが沢山おりますので。
そんな中にコソッと自分も混ぜておきたいもおすけの、お子ちゃま格筆頭のもぐたんとの山行報告。
甲斐駒・5です。
おさるのもおすけ日記】2014年3月リベンジ!甲斐駒5
2014 3 18
最後の稜線の突風に警戒しながらも、無事に登頂。
厳冬期の甲斐駒、登頂しました!
神様は写してはいけないっていうから、後姿を。
そして、全ての登頂時にセットで見られている絶景の雲海。
富士山とオベリスク。
富士山の 雪面が光っている。アイスバーン!?
今年、行きたい鋸岳は皆様こちらでございます。
この日、不思議な位いつみても飛行機雲が二本セットで空に描かれていました。
しかも一番すごかったのが、この二本。
下から真上に向かって描かれている最中だった。
こんな飛行機雲は初めて。
すごいね、こんな飛行機雲初めてだよね、うんうん、と喜ぶ二人。
それは、こんな景色の中での出来事。
なんだかとってもハッピーなサイン。
そして登頂記念を。
もぐたんの長い手で二人一緒にパチリ。
さすがもぐ。さぶちゃんと違ってしっかりバックが写ってます。
そしてかっこいい北岳。
ここは今夏、行こうと思っています。
さあ。
景色も堪能したし、体も冷えてきたから下山しましょう。
この時、怪しい雲が遠くから忍び寄って来てるのを感じ、小さな不安がよぎっていたのは
こうちゃんに告げずに。
<続く>
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