ワカサギ釣りの翌日は、カナちゃんと2人で白銀の飯縄山へ。鳥居から始まる静かな登山道を一歩ずつ登り、森林限界線を超えると長野の街と雲海が広がります。2月の青空の中、冬山の魅力を感じながら歩いた山行報告です。
冬の飯縄山登山・鳥居から山頂までの雪山ルートを歩く
2025年2月14日 快晴
ワカサギ釣りをした翌日は、カナちゃんと2人で飯縄山へ。
ここの駐車場にはトイレが有るのですが、厳冬期なので凍結防止のために閉鎖してるかな?と思いきや使用可能で、朝から清掃のおじさんも麓の町から?来て下さってました。ありがたや。お礼を言って、準備して出発!
まずはこの鳥居から。

ピッケルアイゼンは勿論ですが、今日はワカンも持参です。
それにしても暖かい。2月の厳冬期とは思えないほどの気温です。
以前なら、車から降りるのが嫌になるくらいの冷え込みだったのに。あったかいよなぁ。

最初は息が切れない程度にゆっくりと。風もないから冷えにくく、登りやすいです。
徐々に高度を上げて。

今日は、風もないから春山のよう。

ゆっくり登らないと汗をかく位です。

それでも段々と深くなる雪に、悪戦苦闘。

森林限界を超えた景色
やっと森林限界線を超えました。この穏やかな天気だから、最高ね。

カナちゃんが写真を撮ってくれました。

いい眺めだねぇ。志賀方面もよく見えます。登山道はこんな感じ。

さ。まだまだ登るわよー。

ガシガシガシ。
途中、こんな景色に癒やされながら、

今日は一日穏やかな天気のようで、終始風もありません。ラッキーだ。

程なくして飯縄神社に到着!そのすぐ横の避難小屋?で休もう・・・にも雪が深いから、ほふく前進して滑り込まないと入れません。もおすけは寒がりなので早速中に入って白湯&おやつタイム。若いカナちゃんは外で写真を撮ってました。

で、トレースはここまでの人が殆どで、この先はBCスキーの浅いトレースのみ。ソロのお兄さんの後に続きますが、なんで足がツボる!歩きにくーい。

足をツボらせながら、まだ歩く。

おい、おバカもおすけ。
その背中のザックに付けているのは何なんだ。こんな時の為のワカンじゃないか!
ワカン自体、長いこと着けていなかったので忘れてました。
歩きにくいなぁ、と思いながら散々進んでようやく気がつく次第。急いで着ける。
急に無敵。
ワカン最高!と思っていたが、かなちゃんの最新スノーシューは、遥かにそれを上回る快適さだった。山道具ってホント進化してるよねー。
で、軽快な足取りで飯縄山に登頂です。記念撮影。

わかん忘れてもUVカスタムは忘れない女。

北信五岳ってすぐ忘れちゃうけど、このあたりもいい景色よね。

北信五岳(ほくしんごがく)は、長野県北部にある斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山の5つの山の総称です。地元では「まみくとい」という合い言葉で覚えられています。
AIさんによる概要を引用
そんな事より楽しんじゃってるもおすけ。

それにしてもここは、山頂からの景色が広い。

風さえなかったら、ずっと見ていたい景色です。

北信の山々も綺麗ねぇ。

さあ、そろそろ降りようか。ずっと眺めていたい景色だけど下山開始です。

サクサク降りて無事鳥居まで。

帰りはスシローで空腹を満たし。無事に家路にたどり着きましたとさ。
<完>
アトラス&TSLのスノーシューとoxtos(オクトス)のアルミワカン
今回、革命的だ!と思ったのがアトラスのスノーシュー。
これまでスノーシュー=大きくて重い、と言うイメージしかなかったんだけど、これはめっちゃ軽かった。
これは確かに便利だわ。とにかく軽いのに、使い勝手は従来のものと変わりない。軽い分、歩きやすいので、スノーシューハイクをしてみたくなります。
わかんかスノーシューか問題はコレを基準に選ぼう
『和漢とスノーシュー、どっちがいいですか?』
山道具屋で働いていた時、よくされる質問でした。
それぞれに長所短所はありますが、選ぶ時の基準は『アルパイン山行か、ゆるめのスノーシューハイクがメインか』で決めると思います。
衣食住やロープなど全てを背負ってのアルパイン山行でラッセルを強いられる状況なら、深い新雪にキックして足先を蹴り込んで進むワカンの方がやりやすく、荷物の重さや大きさを考慮してもわかんがお薦めです。
逆に日帰りで雪原をハイクしたい、雪山でゆるく遊びたい、という方なら断然スノーシューの方が浮力が高く歩きやすいのでお薦めです。
| 長所 | 短所 | |
| わかん | 軽くてコンパクト、蹴り込みがしやすい | 浮力が弱く沈みやすい |
| スノーシュー | 浮力が高く沈みにくい、ヒールで斜面も水平歩行ができる | 大きくて重い |
御自身の冬山の山行スタイルに合わせて、選ばれると良いでしょう。もおすけの友人の中には『電車移動が多いから小さめのワカンにした』と言う子もいましたが、それも納得です。
ですが、このアトラスのスノーシューは、MSRよりも小ぶりでしたし、かなり軽かったので個人的にはお薦めです。
重さはペアで1.40kg。従来のものと比べるとかなり軽くなっています。
わかんなら個人的には、軽いアルミ製で先端が上がっていないストレートタイプ、そして着脱が楽なラチェット式のオクトスのわかんがお薦めです。
ラチェット式:スノーボードのブーツのように、カチャカチャとレバーを動かして締めるもの。
重さはペアで、1.120g。
。昔からあるアルミワカンは、新雪にわかんの先端が埋まり、突っかかって転倒するのを防ぐために先端部分が立ち上がっているものが定番でした。ですが、積雪量の変化もあり?ストレートタイプのワカンも発売した所、こちらの方が人気が高くすぐに完売していました。収納のしやすさも好評の要因だと思っています。
で、ワカンの場合もケースが有ると携帯に非常に便利です。
公共機関を利用される方なら、手提げが付いているタイプがお薦めです。
もおすけはワカン派ですが、スノーシューでワカンサイズがあればいいのに・・・と思っていたのですが、出てました!!
重さも男性サイズのMサイズでも870g。
ワカンのように外輪だけでなく、板状に雪面を抑えられるので浮力も高い。なのにコンパクトで一番軽い!!
ワカンを持っていなかったら、断然コレを買っています。
新雪の雪原ハイクは、歩いているだけで楽しいものです。
冬は寒い寒いと閉じこもっているより、積極的に冬を満喫した方が数倍楽しい!雪を楽しむアイテムを買うと、雪山に出かけたくなりますしね。
今年の冬も遊ぶぞー!・・・と思いましたが、冬に限らず遊んでばかりだったと気がついたもおすけでした。

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