お客様にも笑われましたが、もおすけの寝る前に布団の中で考える事と言ったら、
自分でも能天気だと思ふ。
そんなアホアホもおすけが送る、2月の山行報告。今回は乗鞍岳のスノーシューハイクです。
2025年2月・乗鞍岳の冬・善五郎の滝と三本滝へスノーシューで行く絶景ハイク
2025年2月28日 薄曇り
本当は、この日はマダムと登山予定だった。だけど天気はいまいち。2月の悪天でピークハントは辛いって事で、マダムの提案で乗鞍岳の善五郎の滝にスノーシューハイクへ変更となる。
マダムとは。
元々は、松本のお店で働いていた時のお客様。私がイメージしていた『マダム』を地で行く雰囲気の方なのだ。私は高校生の頃、自分が中年になったら『金曜日の妻たちへ』の篠ひろ子みたいになるもんだと勝手に思っていた。
駄菓子菓子。
だがしかし、実際には還暦前の年になってもこの有り様である。
生き方が自分を作るのね。篠ひろ子は一生無理だわ、と今は実感している。
閑話休題。
そのマダムと今日はスノーシューハイク。普段は登山メインなので、スノーシューハイクは滅多にしないし、善五郎は先日も行ったし、
アイスクライミングでも行ったことあるけど、三本滝は行ったことないので楽しみです。で、マダムはスノーシューを、もおすけはワカンを履いて出発です!
先を歩くマダム。

普段は冷え込みの強いのりくらですが、今日は比較的穏やか。うさぎみたいね、かわいい!と写真を撮るマダム。

なだらかな道を歩いて、三本滝に到着。

滝は低めです。こんな感じ。

記念撮影。

三本あるので、奥の方の滝に行きます。

いい結氷具合です。

緩い冬山遊びは楽ちんで楽しい!などと思っていると、マダムが休憩にしましょ、と提案。するとマダム、なんとぜんざいを作ってきてくれていたのでした。
風もなく穏やかだったので、日の当たる場所にベンチシートを敷き、ぜんざいタイム。

風がなくて良かったですね~、と話しつつぜんざいを食べる。
外で食べるのって、なんでこんなに美味しいんでしょう。やっぱり人間も動物だからか。とか思いながらおやつタイムは終了します。
次は善五郎の滝ね!と再び歩き出すも、はしゃぐマダム。

因みにマダムのスノーシューも、かなちゃんと同じアトラスのスノーシューでした。お店の人に一番軽くて歩きやすいお薦めは?と聞いた答えが、アトラスだったそうです。
たしかに小回りが効いて足運びが楽なので、特に女性には疲れにくく歩きやすいと思います。
善五郎の滝は、前回来た時よりも融解は進んでいてがっぽり穴が空いていました。

人が入ると大きさがわかりやすい。

やっぱり大きな滝は、雄大でパワーを感じるわ。マイナスイオンとか言うけど、わかる気がします。

散々歩いて遊んで、車に戻り。おやつしか食べてないからお腹すいたよね、って事で遅めの昼ご飯。平日でお店もやってない所も多いのですが、なんとか見つけて2人とも腹ペコなのでカツカレーを。

夏山も、あそこ行きたいここ行きたい、などと話していて本日も楽しい一日が終了。
また遊んでくださいね、マダム。
完
スノーシューハイクと厳冬期登山の違い・おすすめの雪山入門
スノーシューハイクと厳冬期登山の違い
同じ「雪山を歩く」といっても、スノーシューハイクと厳冬期登山は目的も難易度も全く違います。スノーシューは“雪のハイキング”。主に森林帯や緩やかな高原を歩き、絶景や自然観察を楽しむのが目的です。
一方の厳冬期登山は、気温が低く天候の変化も激しい中で、山頂を目指す「登山」。アイゼンやピッケル、確実なルート判断力が必要になります。
スノーシューハイクの長所
- 雪山初心者でも安全に楽しめる
- 森の静けさや雪原の広がりを気軽に体験できる
- 装備の難易度が低く、始めやすい
- 写真映えする絶景が多い
雪の上をふわりと歩く感覚はスノーシューならでは。足跡のない雪原に自分のトレースをつけて歩く爽快感は、一度味わうとやみつきになります。
スノーシューハイクの短所
- 天候に左右されやすく、吹雪やホワイトアウト時は危険
- 雪の状態(パウダー・重雪など)で体力消耗が変わる
- スピード感はなく、登頂を目指す達成感は少なめ
とはいえ、雪山の「静けさ」「光」「空気の澄み方」を味わうには、スノーシューが一番優しい方法。体力よりも感性で楽しむアクティビティです。
スノーシューハイクのおすすめポイント
- 写真好きにぴったり
雪面の反射光と青空のコントラストは、冬ならではの美しさ。滝や凍った湖など、被写体も豊富です。 - 登山初心者でもOK
標高差が少なく、登山靴とスノーシュー、トレッキングポールがあれば参加できるツアーも多数。 - リラックスできる自然体験
静かな森を歩くだけでも、心が整う時間に。日常を離れて「雪の音」を聞くのも贅沢です。
長野県と関東近郊のおすすめスノーシューハイクスポット
もおすけのお薦めするスノーシューハイクスポットは以下の通りです。
乗鞍高原(長野県)
もおすけも訪れた善五郎の滝・三本滝ルートは、スノーシュー初心者に最適。滝の氷瀑と森林の静けさが同時に味わえます。ツアーやレンタルも充実。
上高地(長野県)
冬は閉ざされる上高地ですが、釜トンネルを歩いて上がり時間はかかるものの、スノーシューで河童橋まで歩けます。穂高連峰の雪景色は圧巻。
北八ヶ岳(長野県)
ロープウェイで一気に標高2237mの坪庭へ。樹氷や霧氷が広がる幻想的な雪の森が楽しめます。
志賀高原・丸池周辺(長野県)
自然探勝コースが整備されており、雪原と池、林が織りなす変化に富んだルート。野生動物の足跡も多く、自然観察にぴったり。
日光戦場ヶ原(栃木県)
関東から日帰り可能。男体山を望む広大な雪原を歩くコースで、初心者にも人気。晴天率が高く、写真撮影にもおすすめ。
お薦めのスノーシュー2選
シーズンはいると完売が続くと行っていたアトラスのスノーシュー。確かに履かせてもらったけど、従来のものよりずっと軽くて歩きやすい!それなのに浮力はしっかりあるから、今まで以上にスノーシューが楽しいと思えること間違いなし、です。人気なのもわかるわー。
重さはペアで約1.4kg。
もおすけが個人的には『こういうの待ってた!』と思っているのがTSLのスノーシュー。とにかくコンパクトで軽い!
重さはMサイズで約870g。ワカンよりも軽いというのは凄いことです。
きれいな雪原や雪景色を楽しむには、スノーシューは必須アイテム。
是非、『イヤな寒い冬』を楽しみ事で塗り替えて『わくわくの冬』にしていきましょう(自分に言ってる)。
もおすけでした。


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