突然ですが、海に行きたいもおすけです、皆様深夜にこんばんにゃ。
え?
ええ。
これから夏山シーズン本番って時ですが、実はワタクシ、南の海に行きたいんですよ。
お山のもおすけが!?って皆さんお思いでしょ?
そうなんです。
だってもともと女人禁制が多かった山という世界は、男性の“気”が強い所。
そんな場所に丸三年、通い続けていたものだから
体内の陰陽のバランスが取れなくなってきているようで。
女性太陽神である南の海、できればハワイか沖縄か。
その辺りにもの凄く行きたい、今日この頃です。
嗚呼、海に行きたいなぁ。
でも、山と違って、海旅に一人で行くのはちょっと寂しすぎる。
うーーーん。
どなたか一緒に南の海に行きませんこと?
そんなことをぼんやり考えながら、雪山報告。
リベンジ甲斐駒・完結編でございます。
おさるのもおすけ日記】2014年3月リベンジ!甲斐駒完結編
2014 3 18
さあ、山頂からの景色も堪能したから下山しましょう。
登りよりも風はおさまり、降りやすくなっていてラッキーです。
こうちゃんの後ろに真っ直ぐな飛行機雲。
なんかカッコいい。
僕がでしょ!?
いえ、画的にね。
でも、青空とオレンジ色のヘルメットは補色で映えるわ。
でもね、そんな事言ってる場合じゃないのよ。
向こうから、どんよりと暗い雲がやって来てるの。
山頂にいた時は、遠かった灰色の雲もあっという間に近づいていて。
急いで下山しないと。
東側はまだこんなに明るいのですが、
もぐたんも撮り収め~。
自分達がつけてきたトレースを辿って降りて行きます。
急斜はバックステップで。
気持ちは焦るが、でも足元は慎重に。
もぐたんも慎重に降りていきます。
ええ。
夏の天気と違って、冬のそれはあっという間に豹変するのよ。
変わったと思ったらもう雨も風も、そして気温も一変するんだから。
正確に、でも迅速に降りるも こうちゃんは雪山初心者。
こまめにすぐ振り返っても、距離が開いてしまいます。
ほら、空はすっかり鈍色に。
急いでおりるよ、こうちゃん。
でも、カメラを向けられていると確認したもぐたん。
いや、いいから早く降りてきて。
と思っているのに、もぐたんってば。
私は内心すごく焦っていると言うのに、更に能天気なもぐたんは、
・・・もーー、いいから早く降りて来なさいッ!
雪山の恐ろしさを知らないというのは、怖い事です。
こればっかりは、いくら口で言って伝わらないんだろうなぁ。
とにかく急いで降りないと。
急ぐのよもぐたん!
この空の色に危機感を持って欲しい。
急げ、もぐ!
だから、写真なんてもういいから。
本当に手のかかる子供です。
そんなこんなで、何とか七丈小屋に到着。
既に雪は降り始めていた。
急いでテント撤収&パッキング。
忘れ物ないか確認。
早く降りないと。
ここから下樹林帯だから風の影響は受けないけれど、この気温の高さだから
降りていけば、きっと下は雨になっているはず。
正直、雪より雨の方が冷える事も多いのだ。
雪のついた屏風岩は慎重に。
ゆるくなった雪面に慎重に。
五合目から下まではずっと雨。
幸い気温がさほど低くなかったので、体が冷え切ることはなかったのですが
それでもハードシェルの下はびしょ濡れに。
こうして何とか無事に下山。
神社の神様に無事の下山のお礼参りをして。
車に戻って、乾いた服に着替えます。
・・・・・ってもぐお、着替えるの遅いよ。
行動全てに時間がかかる、もぐ。
山での行動は常に迅速に出来るようにならないと。
も:『よーーし、早く着替えないと写真に撮ってブログに載せちゃうぞ。』
それがイヤなら早く着替えなさいと言うと、もぐお反抗。
あ。
お姉さまに逆らったわね。
よーーーし、本当に写真に撮って載せてやるぅー!
まさ本当に写真を撮るとは思っていなかった もぐたん。
ようやく慌てて着替え始めます。
ええ。
載せました。
有言実行のもおすけですから。
(たまにオオカミ少年にもなるけど)
こうしてお子様を手早く着替えさせ、車を飛ばし、家に帰宅。
またしてももぐたんは爆寝をしている間に、私は道具を広げて乾かし。
ほんの少しだけ仮眠して、夕方の時間ギリギリに起きて
今夜は家に泊まると言う姉を迎えに駅まで車を飛ばし。
三人で焼き鳥屋さんに行って、たらふく食べて私だけ飲んで酔っ払ってゴキゲンで。
とっても楽しく充実した二日間だったのでした。
—–
甲斐駒リベンジ。
一度登ってみたかった、厳冬期の甲斐駒ヶ岳。
二度目も天気に恵まれて、なんとか登頂する事が出来ました。
宝剣とオベリスクと 富士山と雲海と。
全てが揃った最高の景色は、今も脳裏に焼き付いています。
もぐたん、付き合ってくれて本当にありがとうね。
—–
飲んでゴキゲンで家に帰って寝て。
後日、こうちゃんから送られてきた写真には、最高の景色と共に
こんな写真も混じっていました。
くまぷーが、重たいって怒ってます。
来年も雪の甲斐駒、見に行きたいな。
写真を見て改めてそう思ったもおすけでした。
<完>
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