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【おさるのもおすけ日記】2014南アルプス大縦走15・百間洞山の家~聖平小屋

先日、お店にいらっしゃったDAITENさんから一言。

D:『お正月、コタツに入ってぬくぬくしながら 南アルプスのブログを書いてるだろうね。』

おおぅ。

おかしい。

10月下旬頃に『年内、間に合わないんじゃない?』って言われた時には、まっさかぁー、
とか一笑に付していたのですが。

おおぅ。

間に合わないではないか。
今朝、布団で目覚めた時にもおすけは気付きました。

も:『アタシは年末にオオカミもおすけになる傾向がある。』

って。

ええ、昨日も更新しようと思っていたんですよ。
でも寝ちった。

エヘ。

なのでまた、本末転倒で年賀状そっちのけでブログ更新。

嗚呼年賀状。

とりあえず放っといて。

ブログ更新。

百間洞山の家(ひゃっけんぼら・山のいえ)の翌朝からの報告です。

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【おさるのもおすけ日記】2014南アルプス大縦走15・百間洞山の家~聖平小屋

2014  8月11日  8日目

今日はコースタイム7:30だから、少しゆっくりしていられる。

って、それでも7時間半歩くんだけど、それを短いと感じるようになってしまった。
すっかり南アルプス体質。

お礼の挨拶をして、AM6:33出発する。

140812-お世話になりました。

21座目の中盛丸山、22座目の兎岳も通過。

そう、今日も天気は雨。
標高が高くなると、それなりに風も出て来る。
写真を撮る気にもならない。
そしてそんな雨の中、23座目の聖岳に着いた。

あーあー、ここはウニちゃんのブログに出ていたような
快晴の中で登頂したかったんだけどなぁ。

気持ちは非常に残念なのだが、何故だろう。
写真には全くその気配が写っていないのは。

140812-1誰ですかこの楽しそうな人は。

こんな天気の中、記念撮影したかったんだけどなぁ。

■ウニちゃんの変なザキ先生とかは要りませんが、この天気は羨ましい。

2013南アルプス縦走6/7days百閒洞~聖岳~聖平小屋 - unizolabo.
unizoの好き勝手書くブログ

それとは対極にあるこの天気。

140812-2晴天しかイメージしてなかった聖岳の道標。

ハイ、でもまだまだあるんです。
うっちゃってしまいたいこんな天気でも、続けていかなければならないんです。

歩きます。

まだまだ歩きます。
24座目の前聖岳・3013mも通過します。

ね?お馴染みの天気でしょ?

140812-3一人っきりにも慣れましたよ。

山頂名を書いてある輪切りの並び方が違わなければ、気付きそうもない同じ景色。

でも違います。

これは25座目の小聖岳。

140812-4もうレンズに水滴ついちゃって。

ほんと、小河内過ぎた辺りからずーーーとこんな天気だよね。

はっきり言って飽きます。

読んで下さっている皆さんもそうでしょうが、毎日一人で9時間近く
こんな天気の中歩いてると、飽き飽きしてきます。
では何故縦走を続けたか。

それは、荒川から南の登山口が、台風の影響で全て閉鎖された為。

こんな天気だから、と登山口近くの小屋で連泊して、することもなく開通を数日待って
下山じゃつまらなさ過ぎるじゃありませんか。

ならば、安全に歩ける程度の天候なら、雨でも進めば目的地に着く頃には
下山口も開通してるだろう。
天気も回復するだろう。

そんなわけで先に進んだのですが、いやー、それにしても降るねぇ。

人もいないねぇ。

つまんないねぇ。

肩も痛いし、足も痛いし、寒くなってきたので先を急ぎます。
黙々モクモクと歩いて、ようやく着きました。
聖平小屋さん手前の木道です。

140812-5ハイもおすけ、あとちょっとー。

滑って捻挫しないように気をつけながら、小屋へ向かいます。

<続く>

—–

【もおすけおすすめ山道具】

今回、大大大活躍だった雨対策道具。

ヘリテイジのシュラフカバーです。

こちらのカバーはゴアテックス生地が内側で剥き出しになっています。

つまり通常のゴアテックス商品のように3レイヤー(三層構造)でなく2レイヤー(二層構造)。

その分、軽くてコンパクト。

ゴア剥き出しを心配される方が多いけれど、寝袋の中って鋭利なものは入れないはず。
唯一心配なのは、シュラフのファスナーで噛んでしまう事だけれど
幸いおっちょこちょいの私でも、今だそれもありません。

4年使っていますが、実に健在。

何でも担げる若者男子は別としても、長期をやりたい女子や軽量化したい方なら、
必要なアイテムだけにお薦めです。

ファスナーもない分、更に軽量化されていますが これで不自由を感じたこともありません。
雨山行に拘らずザックの中で万が一濡れると大変なので、私は常に
これにシュラフを入れたまま、コンプレッションサックにしまいます。

これなかったら、今回 寝袋は悲惨な事になっていたでしょうねー。

まだ 縦走も大してしていなかった頃に、こちらで買った品物ですが
『カバーなんて出来るだけ軽くしたい。』と言う基準で選びましたが、
大正解だったと思います。

■信州トレイルマウンテンさん



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