先日、お店にいらっしゃったDAITENさんから一言。
D:『お正月、コタツに入ってぬくぬくしながら 南アルプスのブログを書いてるだろうね。』
おおぅ。
おかしい。
10月下旬頃に『年内、間に合わないんじゃない?』って言われた時には、まっさかぁー、
とか一笑に付していたのですが。
おおぅ。
間に合わないではないか。
今朝、布団で目覚めた時にもおすけは気付きました。
も:『アタシは年末にオオカミもおすけになる傾向がある。』
って。
ええ、昨日も更新しようと思っていたんですよ。
でも寝ちった。
エヘ。
なのでまた、本末転倒で年賀状そっちのけでブログ更新。
嗚呼年賀状。
とりあえず放っといて。
ブログ更新。
百間洞山の家(ひゃっけんぼら・山のいえ)の翌朝からの報告です。
【おさるのもおすけ日記】2014南アルプス大縦走15・百間洞山の家~聖平小屋
2014 8月11日 8日目
今日はコースタイム7:30だから、少しゆっくりしていられる。
って、それでも7時間半歩くんだけど、それを短いと感じるようになってしまった。
すっかり南アルプス体質。
お礼の挨拶をして、AM6:33出発する。
21座目の中盛丸山、22座目の兎岳も通過。
そう、今日も天気は雨。
標高が高くなると、それなりに風も出て来る。
写真を撮る気にもならない。
そしてそんな雨の中、23座目の聖岳に着いた。
あーあー、ここはウニちゃんのブログに出ていたような
快晴の中で登頂したかったんだけどなぁ。
気持ちは非常に残念なのだが、何故だろう。
写真には全くその気配が写っていないのは。
こんな天気の中、記念撮影したかったんだけどなぁ。
■ウニちゃんの変なザキ先生とかは要りませんが、この天気は羨ましい。
それとは対極にあるこの天気。
ハイ、でもまだまだあるんです。
うっちゃってしまいたいこんな天気でも、続けていかなければならないんです。
歩きます。
まだまだ歩きます。
24座目の前聖岳・3013mも通過します。
ね?お馴染みの天気でしょ?
山頂名を書いてある輪切りの並び方が違わなければ、気付きそうもない同じ景色。
でも違います。
これは25座目の小聖岳。
ほんと、小河内過ぎた辺りからずーーーとこんな天気だよね。
はっきり言って飽きます。
読んで下さっている皆さんもそうでしょうが、毎日一人で9時間近く
こんな天気の中歩いてると、飽き飽きしてきます。
では何故縦走を続けたか。
それは、荒川から南の登山口が、台風の影響で全て閉鎖された為。
こんな天気だから、と登山口近くの小屋で連泊して、することもなく開通を数日待って
下山じゃつまらなさ過ぎるじゃありませんか。
ならば、安全に歩ける程度の天候なら、雨でも進めば目的地に着く頃には
下山口も開通してるだろう。
天気も回復するだろう。
そんなわけで先に進んだのですが、いやー、それにしても降るねぇ。
人もいないねぇ。
つまんないねぇ。
肩も痛いし、足も痛いし、寒くなってきたので先を急ぎます。
黙々モクモクと歩いて、ようやく着きました。
聖平小屋さん手前の木道です。
滑って捻挫しないように気をつけながら、小屋へ向かいます。
<続く>
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【もおすけおすすめ山道具】
今回、大大大活躍だった雨対策道具。
ヘリテイジのシュラフカバーです。
こちらのカバーはゴアテックス生地が内側で剥き出しになっています。
つまり通常のゴアテックス商品のように3レイヤー(三層構造)でなく2レイヤー(二層構造)。
その分、軽くてコンパクト。
ゴア剥き出しを心配される方が多いけれど、寝袋の中って鋭利なものは入れないはず。
唯一心配なのは、シュラフのファスナーで噛んでしまう事だけれど
幸いおっちょこちょいの私でも、今だそれもありません。
4年使っていますが、実に健在。
何でも担げる若者男子は別としても、長期をやりたい女子や軽量化したい方なら、
必要なアイテムだけにお薦めです。
ファスナーもない分、更に軽量化されていますが これで不自由を感じたこともありません。
雨山行に拘らずザックの中で万が一濡れると大変なので、私は常に
これにシュラフを入れたまま、コンプレッションサックにしまいます。
これなかったら、今回 寝袋は悲惨な事になっていたでしょうねー。
まだ 縦走も大してしていなかった頃に、こちらで買った品物ですが
『カバーなんて出来るだけ軽くしたい。』と言う基準で選びましたが、
大正解だったと思います。
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