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【おさるのもおすけ】女一人でテン泊大縦走9泊10日・9

自分で顔ナシ、と書いてみたが。

UPする前に、さんぱちさんに既に書かれていた。しかも画像付き。

130805_1mなに合成までしてんのよーーーーッ!

ジブリが怒る前に、もおすけが怒るわよ。

乙女に向かって失礼なっ!

ぷんすかぷん。

(いや自分でも書いたけどさ。)

んでもって、先日ようやく姉に電話。

プルルルル、プルルルル・・・カチャッ。

も:『あ、もしもしお姉ちゃん?もおすけ。あのさ、実はお山でもんきち先生なくしちゃって・・・』

ともんきち先生をくれた姉に、申し訳なく告げると、

姉:『知ってるよ。だから神社で無事に戻ってくるように、お祈りしといたよ。』

う!!

なんていい人。

この人、仕事して韓流ドラマ見てネットショッピングして完璧に家事して炊事して、

家中ピッカピカにしてて、どこに私のブログをチェックする暇があるのだろう。

感激で、涙がちょちょ切れそうになりました。

お姉ちゃん、今まで魔王だなんて言ってごめんよぉ(ある意味やっぱり魔王だが)。

そういえば、山に行く前にも京都の有名な神社のお守りをくれた。

あの悩ましかった分厚い本も、実はお姉ちゃんがくれたんだった。

もおすけは、そのお守りと本を持って山に入った。

皆さん、うちのお姉ちゃんはいい人です。

間違っても道ですれ違っても、魔王だなんて呼ばないように。

そんな魔王な姉と、もののけの姉妹で構成されてるもおすけの、

女一人でテン泊大縦走9泊10日・10でございます。

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女一人でテン泊大縦走9泊10日・9

2013年 8月6日 雨のち晴れ

昨日、夕方から降り出した雨は、しっかりと朝まで続いた。

もう1時間で朝食・食後の紅茶・テント撤収が出来るようになった。

テントの速攻撤収に命賭けてるウニゾーにも、負けない自信がある。

でもねウニゾー、世の中にはもっとすごい人がいるのだよ(ライバル出現ね)。

それがあっちゃんひろちゃん。

この二人のテント撤収の素早さと言ったら。

半端じゃない。

あ、テント撤収一緒だー、なんて思って片付けてて途中振り返ったら

もうザックが二つ、地面に置かれているだけ。

二人だから、なんていう言い訳も通用しないほど とにかく速いのだ。

おそらく血の繋がった兄弟ならではの 阿吽の呼吸なのだろう。

今日でルートが分かれ、最後だから一緒に太郎小屋まで行こうと早めに撤収したが、

あっさりと出発準備完了!状態だった。

ちょっと待ってもらって、一緒に出発。

朝一で太郎平まで登り。

ちょびっと歩いて振り返る。

130806_

天気のせいか、宴会のせいか。妙に好きなテン場となりました。

そして暫く登ると緩やかになり、赤い屋根の小屋まで伸びた木道が。

130806_1

 メルヘンな光景でした。

あっちも綺麗だねぇ、と私。130806_2

本日も一人半袖です。  photo by Atsushi

お兄ちゃんは、いつでも先を歩きます。

130806_4photo by moosuke 

近すぎでしょー!って言われて笑ったらブレてしまった。ひろちゃんごめーん。

130806_5でもひろちゃんも楽しそう。 photo by moosuke 

澄んだ空気の中、緩やかなこの道を歩くのは とっても気持ちがいい。

そして今日一日、ずっとこんな緩やか稜線だったらいいのにと思う(あろうはずがない)。

130806_6  わーすげー太郎小屋だー、と初めてのように喜ぶヒト。

実はあっちゃん、以前ここにも来た事があるらしいが、その時も悪天候&ガスガスで

大して記憶に残っていないらしい。

朝食を終え、出発準備をする宿泊者の姿も見える太郎平小屋が見えてきました。

130806_3

やっぱりメルヘンな空気でした。

小屋に着いて、あっちこっち嬉しそうに写真を撮るあっちゃん。

どっからみても、初めて来た人のようです。

そして残念ながら、もおすけはここでお別れ。

せっかくなので記念の写真を撮って頂くことに。

薬師岳で一緒だったおじさんも一緒にパチリ。

130806_7

二人の荷物、まだまだ大きいです。重そー。

両手に華?の一枚。

130806_8

無意識なんでしょうが、二人全く同じポージングなのよねー。ほんと双子みたいな兄弟です。

あっちゃんひろちゃんは、ここから北ノ俣岳~黒部五郎岳へ、私は薬師沢~雲ノ平へ向けて出発です。

初日からずっと一緒で、最初の方から休息タイムが一緒だった為、話したりしていたので

ここから先、タトモさんとも別れて一人っていうのがものすごく寂しく感じる。

でも、もともとソロ山行なんだから一人で行かなくっちゃ。

名残惜しいですが、互いの楽しく無事の山行を祈ってそれぞれの道へ。

130806_9

あっちゃんひろちゃん、またねーー!今日も黒部で呑んだくれてねーーー!

さて、私はここから一人で歩き始めます。

丁度目の前にいたおじさん、昨日も会った方で水晶岳で百名山制覇だそうです。

話しながら歩いていると、学生時代山岳部だったとか。相当の健脚でした。

とにかく熊が多いエリア、しかも早朝ですから、物音&ひと気がある方が安全とばかりに

一生懸命付いていきます。

この日、一番怖かった場所。

スーパーマリオの障害のようだ。

130806_10

皮が剥かれてつ~るつる。な丸太の橋。どんだけ滑ることか。しかも所々の結束で揺っれ揺れ。

太郎で小雨だったのが、だんだん本降りに。

今日も??

あーーーーあ、って感じで歩く。

私のブログでは数少ない花の写真。

まだここでは水芭蕉が咲いていました。

130806_11

でも私は知っている。君たちが驚くほど巨大化するってことを。(きっとそっちが本性ね。)

キヌガサ草も咲いていました。

130806_12

決してお花に感動してないわけではないのよ。でも、面白さに欠けるじゃない?

とにかくぐんぐん付いて歩いていく。

どんどん高度が下がっていき、それでもまだ歩いていく。

あーー、がっつり標高下がった所で、またがっつり登るのよねー。

薬師沢から2:10分、急登を示す地形図の等高線。

まだ前半で荷物が多く、しかもこの雨。しんどいだろうなぁ。

残念なほど降りた所に、薬師沢小屋さんがありました。

名前の通り、もうしっかりと沢沿いです(つまり谷底まで降りてる)。

ここでトイレ&おやつ休憩。

とても綺麗で快適でした。
轟々と流れる川。橋を渡って、さあ雲ノ平へ向けて文字通り一直線です。

130806_13

ものすごい水量。でも綺麗でした。

そして昨日の薬師のテン場で。

あっちゃんひろちゃんに、持参した姉のくれた本を見せたんだった。

も:『頑張って軽量化に励んだのにさぁ、全てをこれが帳消しにしてくれたよ。』

二人は本の厚さに爆笑。

2013082621520000.jpg

我が家で最大級の厚さを誇る本でした。

も:『しかもこんな分厚くて高尚な本かと思いきや、これだもんね。』

130805_23mmどうしても山の中で読みたかったのよ。

このプレゼント、もおすけのツボをついてる辺りは さすが姉。

本のタイトルを見せたら、さらに大爆笑したあっちゃんひろちゃんなのでした。

(もおすけウケたから、それで大満足。)

コメント

  1. tatomo より:

    またまたtatomoです。

    この日は停滞を覚悟してたんです。
    1時30分から起きて、天気予報とにらめっこ。

    でも、お三人さんが颯爽と出ていかれたので、
    つい・・・。
    歩いて5分もしないうちに「雨」ですわ。
    もう、テント出すわけにも行かないし。

    両手に華の写真。
    バッチシです。
    (パスファインダー、いいですよ。
     売ってくだされ)

    ここからは別々だったので、
    日記が楽しみです。

    赤い橋。
    こちらの方が怖そうですが。

    分厚い本。
    いろいろ軽量化された結果、持って行けたんだと
    理解するようにしました・・・・・・・。

    • moosuke より:

      tatomoさんへ

      そうそう、私も皆と分かれてからの日記がすごく楽しみなんですよ。
      どんな感じの山行だったかなーーーって。
      両手にあっちゃん&ひろちゃん。二人とも無意識なんだろうけど、そっくりな写り方にビックリ。
      二人で一つ、みたいな兄弟ですよね。

      赤い橋はそんなに怖くはなかったです。
      細くて揺れて、そしてつるんつるんで滑る丸太橋の方が100倍怖かったです。
      滑ったら絶対川底だもん。

      そうか。
      軽量化できたから、洋ちゃんの本持っていけたんだよね。今気が付きました。
      二人の大爆笑を買って、それで大満足してました。

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