そんなわけでワタクシが、仕事に戻って一番にワニさんに挨拶して顔を見ると
ホッとしてしまった自分が悔しいもおすけです。
皆様おぱようございます。
悔しい。
悔しいわ。
ワニおごときにホッとするなんて(悔しいから敬称なし)。
いやもうそれだけ苦行だったってことですわ。
今回の縦走。
てなわけで、早速書き続けていきます。
2015年8月2日上高地~親不知まで2でございます。
【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015年8月2日】上高地~親不知まで2・岳沢~穂高岳山荘&お薦めドリンク
2015年8月2日 快晴
岳沢で虫除けスプレーをしながら、しばし休憩。
トイレを済まし、出発です。
でもこの時、大きな失敗が。
水をハイドレーション900ml一杯しか汲んでいなかったのだ。
後は焼き栗(くりのすけ)に飲まれた、コーラの残り350ml程度。
ここまでは樹林帯だし、早朝で涼しかったのでほとんど飲まずに来れたので
あまり気にしていなかったのだ。
これが、今回の失敗その1である。
わかってはいたが、森林限界を超えれば暑い。
あの急登の重太郎新道を初日の荷物で登れば、当然息が切れる。
セーブして飲んではいるものの、ああもっと飲みたい。
小屋泊まり装備のカップルさんのペットボトル麦茶の美味しそうなこと。
ああ、麦茶飲みたーい。
前回は寒くて(連日の風雨)、温かく甘い飲み物が欲しかったので
今回も無糖のお茶類を減らしてきたのだが、一番麦茶が飲みたい!
日本の夏は、麦茶だー!
麦茶麦茶麦茶。
更には、
水水水水水水水水水。
頭の中は晴天の景色を眺めつつも、ミズノミタイで一杯。
今更ながら焼き栗くりのすけに「コーラいっぱい飲んでいいよ。」とか
言ってしまった自分に後悔。
くりのすけもくりのすけだよ。
遠慮なしに登山者のコーラをガブガブ飲んじゃって(完全なる逆恨み)。
ああそんなことどうでもいい。
みずみずみずーーー。
と、頭の中は水で一杯ながらも、コースタイム通りで奥穂山頂。
取っておいた残りの水を、ここで一気に飲む。
それから記念撮影。
まずは、先生から。
いやー、アロハシャツが夏雲に合ってますなぁ。
オイラは喉乾いてないから。
次に、喉乾いている人の記念撮影。
まずは一座・奥穂高岳登頂。
山頂にいた方にお願いしたのだが、何故?
私はいつも無意識ショットを撮られる傾向にある。
(生態がおもしろいのか?)
ヨシヨシ後は下って麦茶だーーーッ!
ペットボトルの麦茶を買う気満々。
でも、これが軽い脱水症の症状なのだろう。
たった30分の下りなのに、全然ペースが上がらない。
ノロノロなのだ。
でも、ノロノロなのに無理をすると、ふらついて落ちるだけなので
まずは安全第一、とゆっくりのまま降りる。
穂高岳山荘のテラスでは、全員が楽しそうだ。
各々が寛いで、山の景色と時間を楽しんでいる。
そんな中、喉カラカラで奥穂到着。
出来れば今日は、北穂まで足を伸ばしたかったが
水分不足でパワーダウン。
今日はここまでとしよう。
と、初日で予備日を消化してしまうという、最高に不安な出だしとなってしまった。
小屋に入って、友達のアイちゃんに声をかける。
すっかりベテランの小屋番さんの風情。
そして買い物を。
が!麦茶がない。
おおぅ。
緑茶ならあるよ、ってことでじゃあ緑茶で、でもその前に水ーー!と
給水をして一気に飲む。
そしたらアイちゃんが、緑茶を差し入れしてくれた。
その緑茶の美味しかったこと。
「人間、水と塩があれば3日は生きられる。」と小さい頃の
父の台詞を思い出す。
アイちゃん、本当に有難う。
皆さん、山で水は命ですよ。
いつもは必ず余分に担いでいる水なのに(水不足は初めての経験でした)
当たり前のことを今更ながら痛感した、初日の登山でした。
水さえ飲めれば、元気100倍。
もう他の皆さんと同じように楽しくなってきました。
もおすけの脳ミソは単純回路です。
すぐ回復。
テラスで記念撮影を。
フフ、夏っぽいでしょ?
イヤー、入道雲とアロハがお似合いですなぁ先生。
もうすぐにこれをイメージしちゃいましたもんね。
皆様に一斉暑中見舞い。
整骨院の先生のアドバイス通り、テントの中でマッサージ。
その後、夕食。
初日はこちらを。
重いレトルトのトマトソースパスタ&味噌汁。
先生にトマトソースがはねたら一大事だから、巾着に入れたのですが
こうして見ると拉致したみたい。
そして今回の食後のスィーツは、こちらでございます。
ミルクティーとツルヤさん特製牛乳カステラ。
ええ、一本容器ごと持ってきましたよ。
ジップロックに入れたら相当潰れちゃいそうですし。
毎日一切れ、と日数分カットして来ました。
ミルクティーはこちらを飲んでいる人を、山でよく見かけますが
最近では、こちらもお気に入りです。
(ほらアタシ、ロイヤルファミリーの一員だから。ウフ♪)
さて。
予備日がなくなった。
明日からどうしよう。
本来なら、ちょっと初日の最後に危険な涸沢岳通過は
いやだなぁと思っていたのだが、行程上、行ければ行きたいと思っていた。
当初の予定では、
1日目 上高地~北穂小屋
2日目 北穂小屋~双六小屋
・・・・・。
明日、奥穂から涸沢岳、大キレット、槍から西鎌降りて双六まで??
うーん。
うーーーーん。
西の方では、入道雲と雷が。
岐阜側は雨降ってるだろうなぁとか思いながら、
外では韓国人の団体さんが、21時を過ぎても大声で大はしゃぎ。
小屋番さんも小屋泊まりのお客さんも大変だろうなぁ、とか思いながら
明日からの行程に頭を悩ませつつ、眠りについた夜でした。
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