今月の残雪山行。
も:『アタシ、お山の禁断症状出てるから、がっつり行くわよ。皆頑張って付いて来るのよー!』
って一斉メールで送ったら、速攻でメッシュくんから返信、
メ:『泣きながらついて行きます(号泣)。』
そして間髪入れずに まもちゃんが、
ま:『怒られながらついていきます(半泣)。』
そしたらしばらくして、さんぱっちん、
さ:『顔から汗吹き出しながら、ついていきやす・・・』
って。
アンタたちーーーーーッ!
どんだけアタシをコワキャラにしたら気が済むのよ。
しかも、まもちゃんになんて怒った事ないのにーーーっ(さんぱっちんにはよく説教してるけど)。
ひどいじゃないのーー。
ゼエゼエゼエ。
そのうち山で『あ、あの怖いもおすけさんですか?』とか声掛けられたらアンタたちのせいだかんね。
皆さんもどう思います?
ひどいでしょ?
これが、毎回幹事&食担してるワタクシに向かっていう言葉ですかね。
失礼しちゃうわー。
悔しいから次回の山行は、ガッチガチにスパルタで登ってやるぅ。
メッシュくん&さんぱっちんには苦手なハイペースで。
長期山行したことないまもちゃんには、それ相当の重装備担がせて。
ふふふふふ、スパルタ山行してやるんだから。
楽しみにしてなさいよ。
皆様には、そのヘタレッぷりをこのブログでとくとご覧頂ますのでお楽しみに。
では、あの山行の続きから。
こちらも若干へタレってますが。
ご覧下さい。
おさるのもおすけ日記】2014年3月リベンジ!甲斐駒3
2014 3 17 七丈小屋
テント設営して、まずは休憩。
もちろんこうちゃんは撮影タイムに。
もーぐーー、ぜんざい食べよー。
家で作ってきたぜんざいを温め、お餅を入れてハフハフハフ。
食べたら速攻で寝るこうちゃん。
片付けだけして、私も夕寝。
—–
18時。
がさがさがさ。
ゴソゴソ。
ボーーーッ。
グツグツグツ。
も:『・・・こうちゃん、ご飯できたよ。』
もそっと起きるこうちゃん。
眠くても写真は忘れない。
味噌煮込みうどん・卵入り。
あっという間に食べ終わり、『まだいくらでも寝れる。』とこうちゃん。
イヤイヤ、それじゃキミ食べて寝てるだけだし。
流石に少しは働いて頂かないと。
そんなワケで、水作り。
さんぱっちんのいう所の、『オトコのロマンの水作り』です。
これももぐたん初体験。
効率よい作り方のコツを教えながら、雪を溶かして水作り。
終えたら就寝。
明日に備えます。
—–
2014 3 18 快晴
4時過ぎに起きる。
朝食を作って食べて、出発。
今日も天気がいい。なんて恵まれているんだ。
やる気に満ちたもぐ。
そして夜明け。
オベリスク、富士山の向こうから太陽が。
日が昇る。
影が出来る。
この山からは、いつも100%雲海の朝を拝められている私。
ただここで、思わぬ事体が起きた。
—–
正確には、ここで起きたのかも記憶がない。
なんと私が気分が悪くなったのだ。
担げる体力も睡眠も充分に取って臨んだ。
原因を探すもみつからない、低体温症でも高山病でも睡眠不足でもない。
でも、気持ち悪くて歩けない。
岩陰に座って休む。
目を閉じた時、『テントの中で温かいものを飲みながら残念に思いつつもホッとしている自分』が、
リアルに浮かんだ。
簡単にイメージできるものが、実現可能な未来の形。
それをわかっているだけに、この先の登頂が厳しい事を知る。
でも、自分が原因でリアイヤは考えてもいなかった。
万全の体勢で臨んでいたのだ。
それでも何故か、気持ち悪くて仕方がない。
まだ一時間も経っていないというのに。
白湯を飲んで、目を閉じていた。
—–
おそらく時間にして、5分も経っていないのではないだろうか。
それすらもわからないほど、短時間で意識は飛び、記憶がなかった。
も:『・・・もう少し登って、それで体調が回復しなかったら、ごめん下山させて。』
少しでも寝られて(?)、さっきよりは少しまし。
立ち上がり、先へ進む。
気が付いたら、すっかり朝の光景。
どうしても登頂したい。
今日は僕が元気。
ゆっくりと高度を上げていくと、北岳が。
この夏、行きますから。
次第に体調も回復。
そして段々と急登。
先はまだ長い。
<続く>
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