久しぶりにパンを焼こう。
そう思って、材料をセットして仕事へ行く。
帰って来て、るんるる~ん♪ とワクワクで蓋を開けると。
そこには、およそパンとは言い難い物体が寝そべっていた。
・・・・・あれ。
イースト菌を入れるポケットの場所を間違えちゃったのね、アタシ。
どうやらクルミなどを入れるポケットにイースト菌を入れてしまい、菌が投入されず膨らんでない。
これ、どうしよう・・・
当たり前ですが、激堅です。
どうやって食べるか思案中のもおすけです。皆様おぱようございます。
昨日は休日。
どうやって過ごすか、散々悩んだ一日の報告です。
休日の過ごし方に悩む前夜
ずっと考えていた。休日をどう過ごすか。
一日だからテント泊は無理だもんなー。
プランA・・・日帰り登山!問題はクマ。どうやら多いらしい。
プランB・・・ちょっと遠いきのこ山。でも先日みたく行ってもないかも?
プランC・・・近所のきのこ山。でもトレーニングにならない低山。
で、やっぱりもおすけは山に登りたいので、山行記録を調べだす。先日登ったというチエゾウにもLINEを。するとチエゾウ、
チ:『あのルート、私達とおじさん一人だけで少なかったよー。で、帰りにクマ見ました!』
なぬ?あっさりと聞いた本人がクマ見たとな?しかも、山頂から先のコースも熊出没が多すぎて今はルート閉鎖してるとか。
・・・無理無理無理無理。
もうこれ以上、クマに遭いたくない私にこのプランAの選択肢はない。却下だ。
で、疲れていた事もあり片付けも遅く、寝るのは深夜になってしまった。
寝坊して出発が遅れるいつものパターン
2024年8月9日(金)
で、結局寝坊して出掛ける。目指すは近所のきのこ山。登山ではなく、ハイキングレベル。
でも。
到着した時、明らかにきのこ採りのおじさんが車にいた。嫌な予感。
前回沢山あって、キノコは全部採り尽くすと翌年増えづらくなるから二割は残さないといけない、と本で読んでいたので、老菌&幼菌は残しておいた。だが、お目当てのアミタケは幼菌一つ残っておらず、ちょっと悲しい気持ちになった。
でも。
そこはもおすけ、体力だけはあるのです。
歩きまわるまわる。
さる、まわる。
しらみ潰しで探しながら、歩いていると。
ありました!きのこ。
帰ってから調べたのですが、多分?モリノカレバタケ、かと。
でも結局、確信的に同定できないと、きのこはとっても危険なので食べません。
わーーーー、これ、図鑑で見たやつだ!
でも、どうやらこれは毒がなさそうなのだが、食不適となっている。
食べてみたら、美味しいかわかるんじゃない?と思いつつこれもスルー。
因みにもおすけは現在、昭和時代の少年よろしく分厚い図鑑ばかり見ています。
過去無い位の眺めっぷり。子供時代これだけ勉強熱心だったら、お利口さんになっていたかもしれません。
で、更に歩いていると。
遠くに何やら白い物体が。
あれ?あれあれ?あれじゃない??と、ずんずん道なき藪を猛進すると。
あった!
やったーーーー!!
巨大なハナビラタケです。
一番大きなジップロックに入れようとするも、入りません。
うれしーーー!沢山歩いた甲斐があった、今日の夕飯はこれね♪と、株の少しを残して切り取る。
で、更に歩いていると。
お?あれは図鑑で見たオニフスベか?
地面に半分顔を出していた。かわいい。
まん丸くて、ずっしりしている。裏には細いひげ根があった。
これって確か、はんぺんみたいな味がしてソテーして食べるんだよね♪と持って帰る。
そしてそして。
車に帰りながらも探し歩いていると。
え?
こ、これはもしや・・・
もおすけが一番会いたがっていた、あのキノコではないですか?
そう、もおすけ的には松茸よりも一番会いたがっていたニカワハリタケじゃあないですかっ!!もおすけ、もう一人大喜び。丁寧にナイフで切り取ります。
かわい~い❤
ゼラチン質でプルプルして。
愛おしくって裏っ返したりして何度も撫でました。
そして最後は、一番食べてみたかった、この子。
アカジコウさんです。
これを見つけた時、半分信じられなくって、急いで採ってしまった為に現場での写真がないと言う。
やったー、アカジコウだアカジコウだ。
本日、一番のご馳走です。
で、家に帰って『はんぺんはんぺん♪』と思っていたこの子達。
皮をめくると、なんと中は半透明のゼラチン質。
あれ?ハンペンみたいじゃないの?と、グーグル先生に尋ねると。
なんとこの子は、キヌガサタケの幼菌でした。
どうやらこれは、成菌になって柄と膜が食べられるらしいけど幼菌は・・・らしい。
残念。もいでしまってごめんね、キヌガサタケさん。
で、後は初めてのトキイロラッパダケ。
今日はきのこ三昧ね♪と、喜び勇んで夕餉の支度。
ご馳走です。
きのこ三昧の夕餉
まずは生まれて初めて食べるアカジコウ。
オリーブオイルでシンプルにソテーで味わいます。
味は濃厚。旨味が強い。
ですがイグチ系のキノコは同定が難しくって、何度も図鑑とネットで見比べます。
そして巨大ハナビラタケは、豚肉とソテーして塩&こしょうで味付け。
香りはないが、歯ごたえがシャキッとしてて食べやすい。
沢山あるから、後は何して食べようかなー。
で、もおすけが憧れ続けたニカワハリタケ。少しだけポン酢で食べましたが、本日はデザートで。
これは、まずきな粉をかけて・・・
黒蜜をかける。
いっただっきま~す。
ツルン、もぐもぐもぐ。
ゼラチン質で、瑞々しくて。知らないで出されたら、これがキノコだってわかろうか否わかるまい。
クセも匂いもなく、食べやすい。
なんてったって、もおすけが一番会いたかったきのこ。
味は無味無臭なので、めちゃくちゃ美味しい!というきのこではありませんが、もおすけ大好ききのこベスト3に入ると思います。
きのこ三昧の夕飯で大満足。
今日も幸せもおすけでした。
毎日のように眺めている図鑑『よくわかるきのこ大図鑑・小宮山勝司』
きのこに興味を持ってから。現在、もおすけは3冊も図鑑を持っています。
そもそも図鑑なんて小学生以来ですよ、あーた。
55歳になって、図鑑を買う人生になるとは誰が思おうか。
でも、この本、すっごくわかりやすいんです。
生えている場所から、きのこの傘、柄、裏の特徴まですごく丁寧なのでわかりやすい。
現在、もおすけの愛読書でございます。
この年で、山だけでも楽しいのに、きのこで更に楽しいとは。
人生が楽しすぎて、休日が楽しみでたまらない。
そして登山道脇が気になってしょうがない。
足元見てなくてすっ転んだり、そのうちプチ遭難するかも、と思っているもおすけでした。
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