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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015】上高地~日本海親不知23・目指せ朝日小屋&ヘタった靴下が復活する裏技

先日のこと。

またもや、お店にブログ読者さんが来て下さいました。

そのお客様は、仙台からいらっしゃって鹿島槍の帰りに寄って下さいました。

しかもなんと、このもおすけブログを読んでその日の山行は、
試しに水を7リットルも担いで柏原新道を登られたとか。

いやー、急登の初日で水7リットルは凄いです。

そして同日。

レジに居て、お客様にお釣りとお品物をお渡ししていると。

「いっつも応援してますよ。」

いつもなら仕事中なので(ブログのことなんてすっかり忘れている)、

ほえ?となるのですが、お昼の事もあって、あ!とすぐに気づきました。

わざわざ寄って下さった、ブログ読者の皆様。

本当に有難うございます。



で、更に翌日。

またもやレジでお会計をしていると、お品物渡してすぐに、

リ:「ぁ、リョウですけど。」

って。

あ!

リョウさんだー!

何度もお店に来て頂いてるにも関わらず、何故か毎回
謀ったように会えずにいたリョウさんでした。

この時の写真がかなり好き・リョウさんブログ

なんて言うんですかね。

皆さん。

いつもブログで見ている人に初めて会って喋ってる時って、
こんな感じなのかなぁ。

とか頭の端で思いながら、リョウさんとお話しておりました。

綺麗なお庭とかピザ窯とかカメラとか。

色々イロイロ。

で、更に更に夕方になると。

「もおすけさんですよね?」

と、確信に満ちた笑顔で、声をかけて下さったお客様。

なんと福井から燕岳帰りに、奥様とご一緒に来て下さいました。

合戦小屋まではだるかった奥様も、稜線に出たらテンションUP。

最高の天気の中のテント泊だったようです。

で、いっつも思うことなんですけどね。

皆さん、晴れの日も、雨の日も。

最高のお天気の時でも、そうでなかった時も、やっぱり行ってきたばかりの
山の話をしている時は、目がキラキラしていらっしゃるんですよ。

目、というかオーラそのものがキラキラしてる。

そんなキラキラ顔でご報告話を聞けるなんて、最高に幸せ者だなぁと
思ってしまうわけでして。

あ、名乗りが遅くなりました。

おさるのもおすけでございます。

予告通りにこんばんにゃ。

皆様、遠いところから、しかも山帰りでお疲れなのに
わざわざ寄って下さって本当に有難うございます。

ブログ読者さんにお会いできた日は、一日中ニコニコしています。
(正確には一人ニヤニヤ。)

で、お逢いできたら「あうぅ更新頑張らねばー。」と、
おしりペシペシとなるわけです。

ヒロちゃんもビア飲みながら(公認)更新してるしね。

なので、がむばります、の北アルプス大縦走報告。

本日は23・雪倉岳山頂からの長い縦走路の報告です。

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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015】上高地~日本海親不知23・目指せ朝日小屋

2015年8月11日 10日目

雪倉岳山頂に着く。

この時すでに薄曇り。

でもピーカンだったらしんどくなってたから、今日は長いしこれでいいや、
とか話しながら記念撮影。

撮るよー、って言ってカメラを向けると、無意識なのにこの二人、
自然と撮るポーズがアシンメトリーで決まるのだ。

いっつも。

150811_32

ほらね。

ナチュラルで、そして絵になってるんだよなぁ。

これが兄弟というものかしら。

ファインダー越しの、あまりの阿吽の呼吸の2人に 軽く嫉妬を覚えたりする。
(注:どっちに、とかじゃないけどね。)

で、ここでも軽くアルファ米食べたり、カラムーチョ食べたり。

先が長いので、また出発します。

雪倉の下りは、硬い地面と岩が足に響き、もおすけはここで疲れました。

そう。

堅くて急な長い下り。

この下りが、後の縦走路に大きく響きました。

長いよー、急だよー。

150811_33

づがれだよー。

もおすけが一人疲れている中、あっちゃんはカメラを、
そしてヒロちゃんはビデオを回しています。

何処にいたって、横着もおすけは食べて歩いているだけです。

皆さん有り難う。

で、たまの写真。

先を行くあっちゃん。

150811_34

あっちゃんまってーーーー。

雪倉の最低鞍部を目指して歩く。

嗚呼疲れた。

ぽっかり小さな平らな場所に着いて、ようやく休憩。

おやつタイム。

そしたら件の私のヘッデンを拾ってくれたお兄さん達も到着され、
ここで落としたヘッデンを受け取る。

少しですがお礼にと、清見オレンジ→山下屋壮介のドライフルーツを差し出すと
「うわ、こういう酸っぱい系をずっと食べたいって言ってたんです。」とお二人。

なんてタイミング。

喜んで頂けて、こちらこそよかったです。

ここで地図を見て、まだまだだと気づく。

まずは水場を目指しますが、どれが地図の水場かわからない。

まあまあ水流がある湧き水を横切ったので、ここが水場かなぁ。

でも燕岩ってのがわからないよね。

あ、燕だ!ってわかるほどの岩なのかなぁ。

なぁんて希望的観測と現実を照らし合わせ、軽い疑問を持ちながらも、
なら、今ここらへん?

と目星をつけつつ、しばらく歩く。

更に歩く。

そしたらなんと、ありました。

燕岩。

150811_35

今頃燕岩。

ええー?今、ようやく燕岩なの?

てことは、まだここ??と地図を見て。

ガーーン。

げんなりする三人。

ここからは、蒸し暑い中、歩く歩く。

ようやく木道。

でも、まだ水平道じゃあないのよ。

150811_36

疲れてなかったら、いいとこなのにね。

黙々と歩く三人。

150811_37

こんな天気だし。

でも何故か写真には、グッタリぶりが写らないんですけどね。

150811_39

山のミラクル。

で、木道を過ぎて、ようやく水平道。

でも噂の通り、水平じゃありません。

小刻みにアップ・ダウンさせられます。

何だこれ、聞いてないよ、ここまで急だって。

と、ここでも悪態をつきながら、やらされてる感満載で登る下るの大連続。

とにかく小刻みで、且つ道が狭い。

雪渓から流れる沢を見て、ここじゃない?地図の水場って、と確認する。

150811_40

明らかに水。

そして休憩。

ほんといつになったら着くんだろうねぇ、
でも、ここから最後が急登なんでしょ(どうせ)。

とか、やさぐれ気味に小休止を取るも、更に歩き始めてびっくりしました。

全員が、「あ!」って思う光景に出くわしたのだ。

あ!

・・・・・。

ここが、地図の水場だ・・・

さっき休んだ場所は、ただの雪渓・・・

てことは、まだ地図のココ・・・

もう、ここで疲れMAX。

というか、飽きた!

もーーーずーーーっと歩いているじゃないのよー、
いつになったら着くのよ。

てか、朝日小屋はまだ見えないの??もうやだーーッ。
と駄々をこねたくなる。

で、天を仰いで大声で叫ぶ。

も:「おかーーさーーーんッ!」

とうとう壊れたもおすけに、あっちゃんヒロちゃん大笑い。

いいの。

もう叫ばずにはいられない。

も:「おかーさーーん、もおすけこんなに頑張ってるのに全然着かないよーッ。」

うえーーーん。

泣きが入る。

もおすけが壊れれば壊れるほど、2人は笑う。

ヒ:「あーあー、とうとうお母さん呼んじゃったかぁ。」

も:「そりゃもう呼ぶよ。連日こんなに頑張ってるのに全然着かないんだもん。
お母さんマンだって呼んじゃうよ。」

そう言いながらも、でもきっとスーパーマンみたく空飛んで母が来ても
「そんなんアンタが好きでやってる事やから、文句言わんと歩きなさい!」とか言って
全然助けてくれないんですけどね。

でもマント翻して飛んで来る、お母さんが見たかった。
そのくらい疲れてました。

でも、お母さんマンは来るわけがない(当たり前だ)。

こんな私をあっちゃんヒロちゃんは大爆笑してるが、もおすけは真剣だ。

ああもういやだよーこれ以上歩きたくないよーー

なんでこんなに歩いてるのに着かないんだよーーー、と悪態をつく。

こんな看板見ては、まだここなのか、とまたしてもうんざりして。

150811_38看板に罪はなし。

水場を過ぎて、延々と黙って歩く。

もう見えるだろう、もう着くだろう。

そう思って自分を鼓舞しながら歩くも、いつまでたっても小屋は見えない。

そしてもおすけ、再び壊れる。

も:「あ゛ーーーーも゛ーーーーッ、おがーーーざーーーーーん!」

あ:「あー、またお母さんマン呼んじゃったよー。」

ヒ:「お母さんマン、来ないかねぇ。」

2人はまたしても大爆笑。

お母さんマンを呼んでる私を写真に撮ればよかった、と悔しがるあっちゃん。

とにかくヒャッヒャ笑ってるヒロちゃん。

もう何だっていいよこれ以上歩きたくないんだよ、と
すっかり駄々をこねるもおすけ。

さっき休んだけど、もうやる気なんてとっくに無いので再び休憩。

そしてみたび歩き出す。そしてようやく見えました。

ずっと前から(相当前から)見たかった、朝日小屋さんの風景です。

150811_41

まだまだ上の方だけど。

ああ、こっから更に急登かぁ。

でも見えないよりはずっといい。

もう見えたんだもん、あそこまで歩けばいいだけだよね?と
会話も若干壊れ気味。

グダグダで登る。

足とか肩とかイロイロ痛い。

そしてよーーやく。

道標のトコまで来ました。

カメラを向けられると、なんだかもうわかんないけど沸々と笑いがこみ上げてきて。

も:「・・・フハハハハハハ。」

あっちゃんヒロちゃんも、

あ&ヒ:「・・・・フハハハハハ。」

しまいには、三人で大爆笑。

なんにも話してないのに、大爆笑。

何がそんなにおかしかったのか、それは今でもわかりません。

そんな大笑いの一枚。

150811_42

大爆笑もおすけ。

おかしいねぇ。

何がおかしいのか、わからないのに笑いが止まらないなんて。

おかしいねぇ。

とにかく早く、ザックを下ろしたい。

先を歩く私。

振り向けば、再び笑い出す三人。


150811_43

木道大爆笑。

完全に壊れてますな。

でもいいんです。

もう着いたから。

よーーやく、着いたから。

そんな嬉しさが溢れ出ている、後ろ姿。

150811_44

よしゃーー着いたーーーッ!

朝4時から歩き始めて11時間。

PM15:10、朝日小屋さんに到着です。

やった!やったぜ!!の、ヒロちゃん。

実はヒロちゃんも心の中で、お母さんマンを呼んでたんじゃない?

150811_45

グア!やったぜ!!

2人は子供の頃に、お父さんに連れられて来たことがあるという朝日小屋。

懐かしい風景をバックに、記念撮影。

150811_46

僕達こんなに大きくなりました。

とにかくザックを下ろし、テーブルを囲む。

テントなんて、あとあと!

すぐさま乾杯!

兄弟はビールを、もおすけはりんごジュースを。

三人でカンパーイ!

イヤーー、俺ら頑張った!

いやホント、最高に頑張ったよ。

うん、白馬山荘からならまだしも、天狗からここまではないよね。

うんうん、でも天狗は泊まりたかったもんね。

そう、あれはあれでハッピーだったから、あそこは削れないしな。

などと、行動食片手にビア&ジュース。

そしてようやくここであっちゃんが、カラムーチョに手を伸ばす。

あ:「・・・うまい。」

も:「でしょ?もおすけトレイルミックス、ウマイでしょ?」

あ:「うん、もっとちょうだい。」

ここから彼は、カラムーチョが止まらなくなっていた。

そう、皆さん山でカラムーチョは美味しいんです。

肌寒くなるまで休憩して、それからようやくテント設営に移った三人なのでした。

<続く>

ヘタった靴下が復活する裏技

今回の大縦走で、すっかり靴下がぺったんこになり。

縦走中も後半は重ね履きでしたが、中厚を二枚履くのは少し分厚すぎる気もして。

で、先月、試しに買ってみて、重ね履きしたのがコレです。

スマートウール・トーソックミニ

この少し薄手の五本指ソックスを履いた上から、パイルの膨らみがなくなってヘタってしまった

中厚の靴下を履いてみると・・・

す、素晴らしい!

フカフカで、足の裏が全く痛くありませんでした!

当然、靴の中でズレることもないし、汗も感じにくく最高です!

ヘタってはいるものの、穴が空いたわけでもないし まだまだ使えるけれど、
これ一枚じゃ足の裏が痛くなってしまう。

そういう靴下をお持ちの方には、是非試していただきたい裏ワザです。

靴下の厚みの具合にもよりますが、もおすけは最高でした。

因みにヘタってしまった中厚の靴下はこちら↓

ハイキング・ミディアムクルー

靴下、インソールとそれぞれの厚みで靴の中のきつさは変わりますが、
今まで使っていた靴下がヘタってしまった方には、一度試して頂きたいです。

使えるものは、まだまだしっかり使っていきます。

最小限を最大限に。

ミニマリストもおすけでした。

※キツさの具合は個人差があると思います、自己責任の上ご判断下さいませ。


先日、頂いた行動食。

あんまり行動してないけど、頂きました。

もぐもぐもぐ。

1501002_

ご馳走様でした。

ヒロちゃんに追いつけ追い越せ。頑張って更新するので応援ポチコも宜しくね。

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