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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015】上高地~日本海親不知24 朝日小屋の夕食

昨日もカウンターで仕事をしていたら。

まっすぐ向かってきて下さったお客様が、

M:「もおすけさんですよね?」

って。


ニット帽が似合う可愛い山ガールさんは、車山・安曇野散策の帰りに

わざわざ寄ってくださったようで、ありがとうございます!!

そして、せっかくお名前を教えて頂いたのに、facebookで検索したら

同姓同名が一杯出てきて、どの方に申請したらいいかわからなくなってしまい。

あぅ。

ですので、出来ましたら「おさるのもおすけ」から申請して頂けると助かります!

そんなすっとこどっこいのもおすけがおくる、各駅停車の大縦走報告。

本日は朝日小屋さんの夕食です。

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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015】上高地~日本海親不知24 朝日小屋の夕食

2015年8月11日 10日目

朝日小屋さんに着いて、テーブルで乾杯したら。

テント設営に入ります。

受付をして、私は白馬山荘に勤めていたこと、あっちゃんは20年以上前に

来たことがあることを伝えました。

そしたら小屋のゆかりさん。

ゆ:「それじゃあ多分、この小屋が出来て2~3年経ったくらいの頃ね。」

と。

そーかそーか。

あっちゃん達のお父さんは、きっと新しくなった朝日小屋さんに行ってみたくて
幼い2人を(半ば強引に?)連れて、蓮華温泉から来たに違いない、と推測。

だってねだってね。

3才も年下のヒロちゃんなんて、小学校上がるか上がらないか位?

その幼さで蓮華から朝日小屋まで、って。

山行中も、途中で鼻血出したり泣きながら歩いたって言ってました。

本人も小さ過ぎてよく「オレ、この山行ったことある?」って、あっちゃんに聞いてます。

それでも毎回、山に行ってたんだから凄いよね。

しかも、山を嫌いにならずにこうして大人になっても二人共、
山を続けてるんだから凄いよね。

当時、あっちゃんヒロちゃん達は、お母さんの作ってくれた
ドラえもんとドラミちゃんのリュックサックを背負って登っていたそうな。

見てみたかったなぁ、ドラえもんとドラミちゃん背負った2人。
可愛かっただろうなぁ。

そんな2人の思い出の朝日小屋。

150811_47

洗濯バサミが綺麗。

話を戻して。

せっかくの水場ですが、さすが北信。

あまりに寒くて髪を洗う気になれませんでした。

なので、絞ったタオルで体を拭いて、兄弟のテントに強引に乗り込む。

もおすけはこの日はご褒美夕食。
朝日小屋さんの食事を予約していたのだ。

白馬山荘に勤めていた頃、常駐隊さんが運んで下さったヒラメの昆布〆。

朝日小屋さん手作りの昆布〆がすっごく美味しくて、
当時から朝日小屋さんの食事に憧れていたのだ。

あっちゃんヒロちゃんは、いつものように宴会の準備を始める。

いい匂いがするテントに、クンクンと犬の様に嗅ぎ寄っては
強引にテントに座り込む。

食べる?と勧められるが、この後ご馳走が待っているからと控えめに。

そして五時半。

よ、待ってました!の夕食です。

じゃじゃん。

150811_48

ドドーンとご馳走。

楽しみにしていた、昆布じめ(この日はカジキ)、鶏肉の甘酢あんかけ、富山おでんに

ホタルイカの沖漬け、茶そば、山芋短冊、ご飯&お味噌汁、甘いお菓子、お茶。

どれもあっさりとした薄味で美味しかったです!

駄菓子菓子。

だがしかし。

後ろのテーブルだけ、違う配膳。

ん?スタッフさんの?と思っていたら、お子様が一緒のファミリーだからか
大皿にドーンと盛られたメンチカツ。

そして、レトルトじゃない手作りっぽいカレーライス。

そしてそして、もおすけが大好きなスイカも!

カレーライス。

カレーライス!!

せっかく楽しみにしてきたご馳走ご飯。
間違いなく美味しかった。

なのに今回、カレー食べたい病に取り憑かれたもおすけは、
後ろのテーブルから漂ってくるカレーの香りに完敗。

嗚呼、カレータベタイカレータベタイ。

小さな男の子二人は、メンチカツに手を付けることもなく。

メンチカツ食べたい メンチカツ食べたい。

きっと親御さんは、ここの名物の手作り和食が食べたかったに違いない。

「もおすけのと、ちょっと交換しませんか?」

とインナーもおすけが囁いている。

嗚呼一口でもいいからカレー食べたいなぁ。

間違いなく美味しかった夕食なのに、もおすけの中では
「あのカレーめっちゃ美味しそう。」という記憶が鮮明な夕食となりました。


テント場に戻って、二人のテントに再び押し入る。

ヒ:「どうだった?夕食は。」

も:「美味しかったよ、ほらこれ。」

と、夕食の写真を見せる。

うわーめっちゃ美味しそう!すげー、刺し身だー、と二人。

でもねでもね、と例の羨ましいぞカレーライスの件を伝えると。

私が、カレー病に取り憑かれていることを知ってる2人は
テント内でヒャッヒャと笑う。

あ:「カレーの香りが漂って来ちゃったらなぁ。」

ヒ:「それにメンチカツでしょ?やられるよねぇ。」

も:「そうでしょ?ほんとなら最高に贅沢な夕食なのに、悲しくも色褪せたわ。」

小屋食を楽しみにしていた私を知っていただけに、
ここで!ここでカレー出すか??って私に、2人は大爆笑。

あ:「じゃあ、俺らもそろそろ飯にしようか。」

と飲み終えた二人の夕食は、アマノフーズの服部さんのチキンカレー。

悪意ですかそれは。

も:「嗚呼お願い。一口だけちょうだーーい!!」

お願いしますお代官様、と懇願したら優しいあっちゃん達は
もおすけにカレーを下さいました。
一昨年は、からあげ食べたい病。

今年はカレー食べたい病。

山で一度食べたくなると、頭から離れず長期縦走は
煩悩との戦いとなりますので皆様ご注意を。

こうして念願のカレーを一口頂き、ようやく安堵の眠りに就くことが出来た
もおすけでした。

<続く>

さあ。楽しい10月がやってまいりましたよー。応援ポチ娘も宜しくね↓

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