誰ですかっ!
こんなセミが鳴き始めている時に、雪洞泊の記事を書いている人は。
ぉおっ、おさるのもおすけさんじゃあありませんか。
の、もおすけです。皆様こんばんにゃ。
いや自分でもびっくりです。
だって、信州なのに5月でセミが鳴き始めているんですよ?
アカシアの花だって3週間は早い開花だし。
折角もおすけが頑張って更新劇を繰り広げているというのに、
より季節感とソグワナくなるじゃあないですか。
・・・・・。
今回の記事を書く前に、ぐんそーに『ブログに書いてもいい~?』って
確認のメールをしたら。
ぐ:『もおすけにしては早い方だ(笑)。』
ですって。
弁解の余地なしとは正にこの事。
そんなセミ鳴き始める信州より、雪洞泊の報告です。
今回は初顔合わせの四人組です。
2015年 3月みんな大好き雪洞泊
2015年 2月28日 晴れ
松本で待ち合わせて、二台で出発。
メンバーは、隊長のぐんそーとよう子ちゃんと、もぐおと私。
場所は某所・某山。
雪洞泊がメインです。
今年は雪が少なかったけど、ここはまだまだ。
暖かく、ワカンが沈みながらの登りです。
バックカントリーのトレースが綺麗ね。
しゅるるるる~。
暑いから上着を脱いで登る、もぐおともおすけ。
皆さんお久しぶり。もぐおです。
汗かきながら、ようやく稜線に出ました。
ぐんそーに写真を撮ってもらいます。
パチリ。
そして本日のお目当て、雪洞泊に最適な場所を探します。
冬の季節風は、北西から南東にかけて吹くから その吹き溜まってる場所を探せ!
ね?あったまいいでしょぐんそーは。
吹き溜まりを探しても。
どこが一番深いかは、勘。
自慢じゃないが、勉強は嫌いだけれど野生の勘でココ!と読むのは得意。
だっておさるですからね。
見事読みあて、降りて掘ります。
が、表層の雪でぐんそー滑落。
ゴロゴロ~ん。
しまったやられたー。
それ見て注意してたのに、ようこちゃんも転け。
最後の最後で雪だらけだわー。
後ろからもぐおも滑ってきて。
ボクも混ぜてー。
ザックを置いて、雪洞にとりかかります。
それにしてもいい景色ね。
やっぱり一年通して山は登らないと。
冬の信州を登ってこそ、登山していると言える。
人それぞれですが、自分自身にはいつもそう言い聞かせています。
さて、雪洞は6~7人用、二人用、ソロ用とこれまで掘ってきたもおすけ。
今回は四人用です。
これまでの知識と経験は合っているのか?効率的か?
それも確認したくって、ぐんそーに教えて頂いたのですが結果OKでした。
良かった良かった。
で、四人用の掘り方は?
ここでは書かないことにします。
ビコーズ何故なら。
熟練の経験者がいない状況だけど、ネットで得た情報だけで友達と掘ってみたい。
こういう話をたまに聞くのですが、初心者だけで雪洞泊はものすごく危険だからです。
雪質も違えば、その日の気温や降雪量で掘る深さや壁の厚さも変わります。
それはPCの画面では、伝えきれないもの。
それを知らずにただ掘るのは、危険すぎます。
雪洞に限らず、冬山も夏山も初めての人は必ず経験者と行きましょう。
『始めは経験者と登るもんだ。』と言う昔の教えは、どんなに情報が溢れていても
登山が流行っていても、いつの時代でも変わらない基本だと思っています。
話を戻して。
切り出した雪のブロックを外に出す。
放り出す。
ぽーーーい、ぽーーーーーい。
もおすけによって放り投げられる雪のブロック。
小窓から。
やったね雪洞出来上がり。
薄暗くなってきたので、雪洞の中に入ってお約束のキャンドルです。
やっぱり雪の中はねぇ、温かい色のろうそくの灯なんですよ。絶対。
ぐんそーのさるぼぼちゃんと。
これを見た時、嗚呼もんきち先生がいればなぁ、最高に素敵な雪洞と
先生のショットが撮れるのに、と悔しさ仕切りでございましたよ。
夕食は豆乳鍋で、もぐおの美味しいかまぼこと
ようこちゃんのスィーツで癒され。
あっという間に深い眠りについた夜でした。
2015年 3月1日 曇り
ゆっくり起きて、朝ごはんを食べて出発です。
帰りは楽ちん。
この人達はスキーで一瞬、私達はワカンでバフバフと降りました。
ぐんそー格好いいです。
あっという間に外界へ戻り。
温泉に着いたら、雨が降り始めてきました。ラッキー。
お風呂に入って、腹ペコ四人組はご飯を食べて。
やっぱ鍋焼きうどんでしょ。
楽しく、そして大変為になった二日間でした。
来年もまた行きましょう!
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