そんなわけでワタクシが、真冬に真夏の縦走記を更新なんてオツな事してるオンナ・もおすけです、
皆様こんばんにゃ。
まずいまずい。
年越しブログしてしまうぞ。
と言うわけで、四の五の言わずに更新します。
南アルプス大縦走17、聖平小屋の朝からです。
【おさるのもおすけ日記】2014南アルプス大縦走17・最高の聖岳
2014 8月 12日 晴天
夜中のトイレで起きたら、星が出ていた。
そしたら朝。
テントから顔を出したら、空が青かった!
見よ、この雲一つない青空を。
今日の予定は、茶臼小屋まで。
嗚呼でも私が見たかったのは、こんな晴天の中での聖岳山頂からの景色だ。
引き返して登って、往復してもコースタイムだけで4:50分。
山頂でゆっくりもしたいけど・・・
などと迷うはずがあろうか否ない。
とっとと支度をして、空身で駆け上がる。
AM5:56 聖平小屋 発。
1時間半弱で着いた。
AM7:22 念願の晴れの聖岳山頂!
もうね、嬉しくって先生を挟んじゃいましたよ。
こんな風に。
うんうん、晴天の聖岳は最高だね、先生。
実は私、この聖岳を一番楽しみにしていたのだ(二番目に荒川岳)。
それだけに、どうしても聖岳は晴れた空の中で登りたかった。
この雨続きの山行で、きちんとココだけは晴れてくれた。
お山の神様に感謝。
大好きな富士山も、ほらこんなにはっきり。
やっぱり富士山は大きいなぁ。
一番後ろにあるのに、遠近感が狂うもん。
ほら、先生と比較しても。
山頂には、この縦走で一番というほどの沢山の人がいた(約12名前後)。
頼んで写真を撮って頂く。
昨日の百間洞(ひゃっけんぼら)の小屋もちいさーく見える。
で、皆様お気付きだろうか。
なんと昨日の雨で、防水カメラのくせに防水してなくてレンズの中が曇ってしまっているのだ。
だから写真が全部白っぽいーーー。
携帯で何とか撮る。
駄菓子菓子。
だがしかし。
この時、私だけが半袖だったが実は寒く、なんと電池が
残量無しとなってしまった。
も:『うえーーーん、せっかく登り返して来たのにー。』
と、携帯を温めたりしたが 起動せず。
悲しんでいると、そばにいた素敵な一眼レフを持った爽やかな山男子くんが、
山:『よかったら僕のカメラで撮って送りましょうか?』
って。
私はこの時、彼がお山の神様に見えましたよ。
もう遠慮する事もなく、お礼を言って撮って頂く。
ええご機嫌の笑顔です。
親切なお兄さんは、パシャパシャと何枚か撮ってくれました。
で、ご覧の通り。
山頂は風が強かった。
送って頂いたKくんからのメールにも『風が強いのが良くわかる写真ですね。』と
書かれていたが。
ほんとその通り。
自分で見ても爆笑しました。
ザ・メドューサもおすけ。
どんだけ風強いねん。
嗚呼また面白いからって、こんなはしたない写真を載せてしまった・・・
お嫁に行く日が・・・
ヨシ、さっさとスルーしよう。
AM8:07 下山開始。
AM9:03 聖平小屋着。
結局2:30分で往復できたので、テント場でラーメンを作って食べる。
その間、テントやシュラフなど全て乾かしながら。
そしてパッキングして、再び出発。
本日の幕営地・茶臼小屋を目指します。
靴はあいかわらずビッチャリだけど、身も心も軽い。
なんたって久し振りの晴れだもの。
心踊るに決まってるじゃないですか。
でも、本当はピストンしたかった上河内岳の分岐に着く頃には、再び雲が。
ここでアタックして、また雨が降ってきて雨の中テント設営はもうイヤだーーー
ってことで、上河内岳はスルー。
また次回にね。
で、サクサクと歩き、見えてきました。
ほんと、緑の中の赤い屋根ってシアワセな景色だよなぁ。
テケテケと駆け下りてテント場を目指しました。
<続く>
友人・たかちゃんから質問が。
Q:『ワカンってどこのがいいん?』
ハイ、お答えしましょう。
私が使っているのは、エキスパートオブジャパン(EOJ)のワカンですが、
お薦めなのは、つま先が上がっていないストレートタイプのワカン。
エアモンテ(AIRMONTE) ウィンターギアエアモンテ(AIRMONTE) アルミワカン
つま先が立ち上がっているのは、もちろん新雪での歩の際に
つま先がひっかかららない為ですが。
私個人としては、そんなにワカンで引っかかってつまずく事ってないんですよね。
だからなのか?
最近ではこのストレートタイプのワカンが、徐々に増えてきています。
重さで言ったらEOJの方が少し軽いですが、こちらのワカンは
使ったことがないけれど、爪のダブルな作りも良さそうですね。
因みにエキスパートオブジャパン(EOJ)もストレートワカンは作っています。
ともかくもおすけ的にお薦めなのは、ストレートタイプのワカン。
ザックに外付けする事が多いアイテムなので、収納の良さもポイント高く
お薦めです。
たかちゃん、これでいいかなー?
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