57歳になったのでミッションを掲げておこう
先日の10月5日で、57歳になったもおすけ。おめでとうアタシ。ありがとうお母さん。
今年は残念ながら繁忙日の休日だったので、誕生日登山は出来ず仕事でした。が、自分プレゼントはもう決めているので、そのうちに報告するとして。
今年のミッションを、忘れずに掲げておきましょう。
・10月は県外遠征。2025年中に谷川岳、福島の山に登りに行きたい。
・11月に母を旅行へ連れて行く(他、山のような用事をこなす)。
・12月はなめこ採りへ。
・1月は、今年もワカサギ釣り。
・春には白山&荒島岳&赤兎山へ。出来れば九州にも行きたいなぁ。
・夏は久しぶりに奥黒部を縦走したいなぁ。
・秋は一番忙しい。きのこと登山。更に東北の山へ行きたい。
と、毎月遊ぶ予定で一杯です。忙しいですアタシ。遊ぶ事に。
でも人生遊んで楽しむために頑張って働いているので、遊ぶ時間は絶対に確保したいと思っています。
あ。忘れてた。
ブログも現行報告、出来るように頑張ります。
そんなもおすけが贈る、年末年始の年越し登山・黒戸尾根からの七丈小屋&甲斐駒ヶ岳。いよいよ元旦の甲斐駒ヶ岳登頂の報告です。
前編はこちらから↓
中編はこちら↓
で、お待たせしましたの完結編です。
2024年の年越し登山は甲斐駒ヶ岳・七丈小屋から山頂へ元旦登山
2025年1月1日 早朝
七丈小屋の朝食は、前夜のうちにお弁当が配られる。
小屋は暖かく、ぐっすり眠れた。半個室の寝室で、もぞもぞと起きて一人朝食を摂る。寝ぼけてるから写真はなし。お稲荷さんが3つとおかず少し。不要な荷物は置いておき、外でアイゼンを付けていざ出発です。
先頭を行くよっぺさん。

もおすけは知っています。このAM5時から9時台までがいつも爆風だって事を。もう何度も厳冬期の甲斐駒ヶ岳を登って学びました。この時間帯に当たる8合目から9合目までが危険箇所なのに、いつも爆風で寒くて怖いのだ。

段々と赤く染まる東の空。
写真では伝わらない爆風と寒さで写真がブレる。グローブもアングルに入るってもんよ。

写真は無風。実際は爆風の初日の出。
皆様、あけましておめでとう!

カッコいい北岳も。

最初見た時、何てかっこいいんだ!と一目惚れした二本剣。冬山だと一際素敵。

一番おっかない鎖場もなんとか乗り越えて、風も少し弱まってきて。
そして2025年1月1日、元旦に甲斐駒ヶ岳に無事登頂です!
【甲斐駒ヶ岳登頂】凍える風&達成感 富士山見えて最高ーッ!

3人でハイタッチしてから、正に初詣。神様にご挨拶&お参りして、記念撮影。

今年もどうぞよろしくね。
トモさんに撮ってもらいました。

山頂からの景色は最高。
ここはいつだって晴天で最高の景色をプレゼントしてくれる。記念すべき最初の高山で登った2009年の10月も快晴で雲海、とにかくもおすけにとっては晴天率が高いのだ。

遠くには富士やんも。

最高じゃないか。
とは言え、やっぱり厳冬期の山。あっという間に体は冷えてくる。
風が避けられる稜線まで少し降りて、白湯&おやつを少し。そして小屋に戻ります。
下山の頃には風も穏やかになってくる、冬の甲斐駒あるある。

写真を撮る心の余裕も、全然違う。

うんうん、ほんとに。
でもずっと見ていたいけど景色も堪能したし、そろそろ降りよっか。

日も登ってきて、更に暖かく。慎重に降りていきます。
絵になる2人。


それにしても、最高の景色だよなぁ。

元旦にこの景色って最高だよね、と三人で大満足しながら降りていく。
てくてく降りて、8合目の御来光場で小休止。

周りの山々を撮影します。

向かいの八ヶ岳連峰。

遠く北アプルスも全開で見えてます。

ここからはもう小屋まですぐ。あっという間に到着です。
七丈小屋では雑煮&お汁粉が振る舞われるサービス
朝食はお弁当ですが、小屋に着いたらお雑煮とおしるこが振る舞われます。これが、お正月感があって嬉しいのよねぇ。荷物を置いてハードシェルを脱いで、朝祝いならぬ昼祝い。

お雑煮とお汁粉を頂いて、ほっと一息。そして名残り惜しいけど身支度して出発です。下山せねば。
次回はゆったり二泊でもいいね、と三人。それもまた贅沢で良し。
行きは見つけられなかった、五合目小屋跡の近くを指す切り株。

鳳凰三山のオベリスクも綺麗。

オベリスクと富士山。

この日は1日中、富士山がくっきりと見えていました。正月にピッタリの景色です。

下山途中の会話は、いつもこれ。
降りたら温泉?それともご飯が先?何食べたい?
退屈な下山道は、降りてからの楽しみを考えながら歩くと楽しくなるのだ。
そして私は、山頂からの風景も大好きだが、ふと目にした何気ないこういう景色がたまらなく好きだったりします。

ダラダラと長い3合目から1合目までも頑張って歩き。ようやく登山口まで降りてきました。

無事下山のお礼参りを駒ヶ岳神社にして、今年もみかんを頂く。そして車まで戻って靴を脱ぐこの開放感と安堵感よ。
下山後は尾白の湯で温泉&夕飯を
下山後は、ありがたいことに元旦も営業している尾白の湯へ。

ですが、かなりの混雑でした。駐車場も一杯です。
温泉に入った後は、そのまま食堂で晩御飯。山の後は肉よ!と唐揚げ定食。

先生、今年も一杯登ろうね。

今年も最高に楽しい二日間の、年越し甲斐駒ヶ岳登山。トモさん&よっぺさん、ありがとう!さあ、2025年も登るわよー!これからの報告もお楽しみに。
<完>
冬の甲斐駒ヶ岳登山について
甲斐駒ヶ岳の七丈小屋は、通年営業しております。年末年始などは特に混み合うので、早めの予約が必要です。

厳冬期は、ピッケル&10本爪以上のアイゼン、ハードシェル上下、厳冬期用の冬靴、防寒性の高いグローブと予備のグローブ、サングラスだけではなくゴーグル、バラクラバ、ヘルメット、ツェルト、ビーコンなど完全冬山装備で登るようにしています。
以前冬山で撥水性&アイゼンガードが付いているから、と薄手のパンツを履いてきた友人がいましたが、天候が変わって強風or激寒にはゴアテックスのシェルでないと対応しきれず、低体温症や凍傷になるので危険です。装備に関しては、SNSの情報よりも登山用品店で相談したり、書籍を参考にされる事をお薦めします。
もおすけでした。
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