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2017年4月 黒部縦断を応援に爺ヶ岳へ・2

イヤーー、長いようであっという間だった山連休が終わってしまいました。

働かないと。

働かないと、おまんま食い上げですからね。

あーでも楽しかったー。

楽しい時間は、あっという間ですな。

次のお休みが楽しみです。

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2017年4月 黒部縦断を応援に爺ヶ岳へ・2

2017年4月29日 晴れのち曇り

 

樹林帯を抜け出ても、まだまだ登ります。

トレースはしっかりあるものの、雪質以上に体が重い。

転職でバタバタしてて、あんまり高い山に登っていなかったからなー。

 

けっこう急登だし。

 

ちょっと休憩。

風強し。

 

おさると汚ざる

 

だんだん雲行きが怪しくなってきたねぇ、

 

と、駄ざると汚ざる。

 

この稜線から、風がかなり強くなってきました。

と共に、くろーい雲がぐんぐんと近づき、

景色はあっという間に不安色に。

 

山の天気は変わりやすい。

 

で、雪は降ってくるわ、雷も遠くで鳴り出すわ。

急がなきゃ、と思いつつも風に行く手を阻まれる。

よろけつつも登ると、目の前にさぶちゃんが。

なんだ?そのよゆーは。

君達まだかね。

 

冷池山荘は、この爺が岳を登ってまだまだ先。

でも、雷の音がどんどん近づいてきています。

 

急がないと危険。

 

雷の音がどんどん近づいてくる。

雷の恐ろしさは、白馬山荘のスタッフさんから散々聞いていたので

もうおっかなくて仕方ないのですが、二人はそこまで怖がっていない様子。

遭対協さんの

 

「自分達がハイマツの中に隠れても、前方にいる登山者が普通に歩いていて

雷の恐ろしさを知らないって、怖いなと思った。」

 

と言っていたのが印象的でした。

そう、雷って、下からでも横からでも人めがけて飛んできます。

私は感じなかったのですが、さぶちゃんとさんぱっちんは

 

さ&ぱ:「レインウェアが少しだけビリビリ(電気を帯びてる)感じがする。」

 

というので、もうこれ以上はやめよう、

山頂じゃなくてトラバースでも、コルでも人が立って歩くのは危険だよ!と

強く言って、爺ヶ岳山頂手前でビバークすることに。

二人は少しでも先に進みたかったようですが、雷は危険すぎます。

登山道横の雪の吹き溜まりを、整地してテントを張って。

少し安心できたものの、雷の音が遠くなるまで

テントに雷が落ちやしないか、ビクビクでした。

ほんと、怖かった。

 

先生もビクビク。

 

その後、1時間以上して、雷は遠ざかり風は次第に弱まり。

私が担ぎ上げた、二人にとっては下山までお預けの生食材の豪華鍋で夕飯。

夜には大町の明かりも見えて、綺麗な夜でした。

<続く>

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