もおすけです。
怒涛の更新劇を繰り広げているもおすけです、皆様こんばんにゃ。
前回の5月の燕山行の後は。
相変わらず天候イマイチで、断捨離に明け暮れました。
そしてようやく行けた日帰り山行。
■ シマちゃんに会えて幸せと新しい発見と。
シマちゃんに会った後、彼女のお薦めのカフェで寛いでいると、
わざわざ彼女は残業を抜け出して、お店までやってきてくれました。
そして一緒に珈琲タイム。
なんて優しいの、シマちゃん。
ここのスコーン、大好きなクロテッドクリームとこれまた大好きマーマレードが付いて◎。
こんな幸せの発見もあった5月も過ぎて。
季節は6月。
皆様もお気づきかと思いますが、断捨離した分だけお蔭様で新しいご縁が沢山入ってきました。
ジュンちゃん・えーまんさん・ユキちゃん・人生初のファンレターを下さったusaさん。
自分でも驚くほどの、沢山の出会いが急に増えました。
そして、鳴り物入りで登場したのは、このお方。
またまた新しい山のお友達が増えて感謝です。
【おさるのもおすけ日記】2014年6月弾丸テント泊・前編
2014 6 9 山行前日
この週は、お店はセールで毎日大忙し。
でも山に行けていない私はストレスMAX。
休日は一日。
でもテント泊したい。
ならば、この人を誘うしかあるまい。
駆け抜け系アルピニスト・まもちゃんである。
まもちゃんとは。
忘れもしない去年の8月6日、もんきち先生を落とした時にすれ違ったお兄さんである。
■ 先生、今も元気でお山に登っているかな。
北アルプス大縦走を終え、一番に先生の事をアップしたのだがそれらしき音信はなし。
諦めつつもずっと心に残っていたのですが、秋の宴会山行から帰ってきた日にブログを開けたら
あの時すれ違ったお兄さん・まもちゃんからメッセージが入っていた。
これがご縁でお友達になり、今回の弾丸山行に誘ってみたのです。
なんてったって、1日しかない休みにテント泊。
つまり翌朝、早めにテン場を出て出勤しなくてはならない。
駆け抜けられる体力とスピード=まもちゃんに白羽の矢が当たったのだ。
—–
お客様でもそうですが。
一緒に歩いた事がなくても、その人の雰囲気(私の場合はオーラ)で大概の力量がわかります。
間違いなく、行ける(スピード感)。
そして担げる(歩荷力)。
で、一緒に歩いた事もないまもちゃんを誘って、強行テン泊に乗り出しました。
2014 6 10 曇り
家を出て、車を飛ばす。
本当ならこの弾丸山行をするなら、テン場から登山口までが近い赤岳鉱泉か行者で・・・と思っていた。
でも、まもちゃんの希望で今回は青年小屋へ。
それなら秋の宴会山行では行けなかった、編笠岳にも登ろうじゃあないですか。
でも。
登り始めたら。
5月にあまり登れなかった私は、残念ながら脚力不足。
息が切れる。
それに引きかえ、まもちゃんは。
私のペースなら余裕の様で、一杯話しかけてくれる。
ま:『え、このペースじゃ速い?』
ま:『へぇ~、(さんぱっちんとかウニさんとか)他の人のブログ読んでたら、
すっごいパワフルって書いてあったけど、ハアハア息切らしちゃって 女のコみたいだね。』
みたいだね、じゃない。
女の子だ(れっきとした)!
も:『・・・・・(ハアハア)だから、・・・・・(ハアハア)ここんとこ登ってなかったからバテてるの。
お願いだから喋らせないで。』
ま:『あ、喋ったらしんどいんだね!? じゃあ話しかけない方がいいのかな?』
も:『(ハアハア)、だから、質問系で話しかけられたらしんどいんだってば。』
答える度に、更に息が切れる。
この時、登りでしんどい時に私に話しかけられて苦しそうなさんぱっちんの姿が浮かんだ。
そうか、さんぱっちんはいつも私と登っていて こんなにしんどかったのか。
ま:『もしかして、なんかバテちゃってる!?かわいーねーー(^ー^)』
も:『(ハアハア)もぅ、お願いだから山頂まで話しかけないで!』
ま:『あ、そうなの?じゃあ山頂に着いたら話しかけてもいいのね??』
も:『(ハアハア)!・・・・・青年小屋までダメッ!!』
自他共に認めるこのお喋りな私を、閉口させるほどのオトコ・まも。
あらゆる点で強烈キャラだ。
も:『・・・・・嗚呼、さんぱっちーーーん、助けてーーーーーッ!』
今更ですが、初めてさんぱっちんの気持ちがわかったぞ。
ワザとではないが、今までしんどい思いをさせてごめんよぉ。
そして今、ここにさんぱっちんがいれば 私よりしんどい人が出来て少しは私も楽になるのに。
(やはり悪党)
ハアハア言いながら、森林限界を超える。
あたりは一面の霧。
流石にまもちゃんも、ちょっとしんどそう。
っていうか、暑いのよ。
でも、カメラを向けてるとわかるや
・・・・・、だから いちいちリアクションしなくていいから。
登るわよ。
さっきまでバテてたけど、ゴール(山頂)が近づくと一気にターボかかるのよ私は。
せっかくだからAM11:00までに着きたいわ。
散々休憩を入れさせといて、ゴールが近くなるとまもちゃんを置き捨て一気に登りだす。
タイムカウント入ったので必死です。
ま:『ここでオレを置いてくー?』
も:『うん、置いてく。どっちかだけでも2時間半で着きたいじゃん。』
まもちゃん一人なら、きっと余裕で着いているはず。
なんとか11時ジャストに山頂に到着。
そしたらまた雲が切れた。
ザックを放り置き、しばし休憩。
空待ちをするまもちゃん。
空待ちをしてる間に。
時間を少し巻戻しましょう。
—–
実は、この山行を終えてからまもちゃんから写真を送って頂いた。
その写真を見て、正直私は驚いた。
この人の世界は、こんなだったのか。
彼の持つ独特の世界観は これまでの私の友人にはないものだった。
撮影時点で、かなり彩度を上げた作品。
私の写真とはあまりにも雰囲気が違うので、写真を分けてUPします。
まもちゃんの世界、はじまりはじまり。
2014 6 9 山行前夜
仕事を終え、バスに乗り込む。
高鳴る気持ちは、ビアを一層美味しくする。
家に着いたら。
ま:『あ、ここから写真撮らなくっちゃいけないんだよね。』
いえ、いけなくはないですが。
今宵の肴。
スモークしたヤゲン軟骨と小松菜の炒め物。
2014 6 10 曇り
雨予報の天気図だったが、実際は曇り。
レインウェアを着ずに出発。
千と千尋~ の釜ジイを思い出した一枚。
にょきん。
そして頂へ。
空待ちの私。
え、あたしこんな表情するんだ、と思った一枚。
そしてようやく記念の一枚。
標高2524m・編笠岳山頂。
赤好きな二人。
さあ、青年小屋を目指して降りましょう。
<続く>
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