古きを捨て、新しきを迎える。
それは全て捨ててしまうと言う発想ではなく、リユース・リメイク・リサイクルも含まれる。
第二期断捨離も終盤の2014年5月。
いよいよ、これに手をつけますか。
松本に移住する時に買った、ルームランプ。
バッキシ割れました。
去年、母が来訪した時に一緒に行った、小布施の和紙屋さん。
その時買って、すっかり放置していた和紙を引っ張り出してくる。
ようやく日の目を見る和紙。
接着剤で割れたガラスをくっつけて。
上から和紙を貼る。
なかなか綺麗に仕上がりました。
出来栄え?
それは、もおすけ邸に泊まりに来る友人のみぞ知るってことで。
そんなもおすけが贈る残雪の燕岳・後編。
『知らないよ、聞いてないヨ!』の弟・もぐおもびっくりの山行報告でございます。
【おさるのもおすけ日記】2014年5月の燕岳・後編
2014 5 17 快晴
夕刻になって、さっちゃん&くみちゃんパーティも到着。
私達が夕食の支度をはじめる頃、賑やかにテント設営をしている。
大人数パーティの一番の醍醐味。
それは何と言っても、賑やかで楽しいことだろう。
大勢の人が楽しいと思う分だけ、全体のテンションと言うか楽しいオーラが一気に上昇する。
そしてますます楽しくなる。
そう、我らが秋の宴会山行のように。
外にいる まさっちやくみちゃんと時折喋りながら、夕食を作る。
本日は、初メニュー・麻婆春雨なり。
さっきお茶&おやつしたけど、やっぱりご飯は別腹。
気が付いたら、こんなに盛っていた。
いや誰も取らないし。
じ:『もおすけさん、お替りすればいいんじゃないですか?』
って言われて、ようやく気が付いたほどの大盛り。
お腹空いていたのねー、私。
三人前の麻婆春雨ですが、朝食に残すまでもなく二人で完食(比率は内緒)。
その後、さっちゃん達の飲み会にお邪魔させていただき、更に楽しい夜の刻。
やっぱりソロより断然楽しい!
山盛りハッピーな私は、狭いソロテントにジュンちゃんと二人、ぬくぬくで就寝したのでした。
—–
2014 5 18 快晴
テントの外の人たちの声で起きる。
いい天気だ。
ジュンちゃんはすっかり興奮気味。
じ:『もおすけさん、すっごい景色ですよ!』
ご来光に関しては、白馬山荘時代から相変わらずの贅沢病で、あまり関心がない私ですが
(基本寝起き悪いし)せっかくだから起きておこうか。
カメラを持って外に出る。
何故かここ燕では、いつも雲海に恵まれる私。
綺麗ね。
私はどっちかって言うと、こっちの方が好きですが。
残月と槍のモルゲンロート。
ご来光を見て、朝食のミルクリゾットを食べて、山頂にお散歩に行きましょう。
出発したら、山頂でご来光を見ていたさっちゃん達が帰って来ました。
ヤッホーと手を振るさっちゃん達。
無風快晴。
またしてもご褒美的天気に恵まれたジュンちゃんと私。
この景色の良さに、ジュンちゃんも大満足。
そりゃそうでしょう、初心者で夏山の北アルプスもまだ登っていないのに、
残雪期の綺麗な山々をテン泊して眺められるなんて、最高ってもんです。
そして燕岳登頂。
何度来ても嬉しい山です。
烏帽子・野口五郎・赤牛・鷲羽・・・・
何度思い返しても、一番心細く不安で寂しかった大雨山行のルートを眺める。
こんな天気でもう一度登りたいわ。
山頂で写真をそれこそ山の様に撮って、テント場に戻る。
テント撤収、下山の準備。
ベンチにザックを置いて、最後の支度をしていると、
よ:『あの・・・、もしかしたらブログの・・・・』
も:『あ、ハイ。もおすけです。 えー、でも何でわかったんですか?』
『いえ、私は自信なかったんですけど、主人が『あのでかいザックは間違いない!』って。』
と。
そーかそーか、確かに私ほど大きいザックの女子は少なかった。
なぜだか軽量化できないのは、食べ物のせいか、はたまた他が原因か。
そして一緒に居たジュンちゃんを、この時ブログに更新していたのが弟・こうちゃんとの
アイスクライミング講習だったので、
も:『あ、彼女はこうちゃんのお姉ちゃんなんです。』
と紹介したら、小柄なジュンちゃんを見て、『え、妹さんではなくて?』と。
ハイ一才違いのお姉ちゃんなんですよー、とか紹介していたのですが、後になって
じ:『私はまだブログにも登場してないし、お会いした事もない方なのに
こーじの姉と言って話が伝わるんだから、なんだか凄いですよね。』
とジュンちゃんに言われて。
確かに。
その後も、下山中や合戦小屋でもお会いして、嬉しいひと時を過ごさせていただきました。
その大きなザックとジュンちゃんのザック。
これでも一泊したから減ったんですけどね(大量の食料が)。
名残惜しいですが、高度を下げていきましょう。
—-
途中、アイゼンを外して降りていく。
アイゼンないとつまらないわー。
無事に中房まで降りて、有明荘で温泉に入る。
ここでも顔なじみのTくんとSちゃんに再会。
山で誰かに会えるのって、本当に嬉しいよね。
下界で偶然会うのよりもずっとずっと 嬉しいのは何故だろう。
理由はわからないまま、お風呂で汗を流し、次は再び胃袋を満たして。
続いてジュンちゃんご希望の甘味処へ向かいましたが。
残念ながら閉店時間。
このお店は次回のお楽しみに取っておいて、別のお店であんみつを。
すべてが楽しい二日間でした。
また行こうね、えーまんさん・ゆきちゃん・じゅんちゃん。
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冒頭のルームランプ。
完成したのはいいのですが。
夢中になって千切ったり貼ったりしてたら、あっという間に部屋はこんな事に。
芸術家たるもの、部屋の散らかりなどかまってられぬ。
・・・・・イエ、基本綺麗好きなんですけどね。
多分。
コメント
知らないよ、聞いてないヨ!
・・・まったくもう
いいなー雪の北アは僕もまだ行ってないのにー
結構ちゃんと歩けるみたいで身内ながらびっくりですが。
こんな甘味処どこで知ったんだか。。(笑)
mogutanへ
いやいや、ジュンちゃん歩き方丁寧だから一度もこけないし元気だよ。
(誰かさんの方がバテてる?ププッ。)
次回は三人で行きましょう。
お姉ちゃんとー(ジュンちゃん)
もう一人のお姉ちゃんとー(もおすけ)
もぐおくんで。
笑。
楽しいよきっと。