ちっとも気分は晴れません。
の、おさるのもおすけでございます。
色んな件の悔しさと共に、腹立たしさやら傷は癒えないはで
脱力感200%。
全くやる気なんてございませんよ。
今日は兄ちゃん(おやびん)も,お店に来てくれましたが、
やはりスタッフ合わせ、話すことは同じ谷口けいさんの事でした。
うわさ話、というのではなく、話さずにいられない痛ましさやショックや悔しさや。
私達以上に近しい関係にある兄ちゃんですら「実感がわかない」って言ってました。
「どんなに道具が良くなっても、山は危険。」
改めて肝に銘じなければ、と思いました。
ちゃんと安全に登らなければ。
安全に帰ってこなければ。
私達、山に登る者全てにとっての使命かと。
ケイさん、心からご冥福を申し上げます。
実は今、すっかり山に登る気が失せているのですが
山行報告も溜まっていますが、今日はそれを書く気分でもございませんので
本日は山道具・バラクラバ考でございます。
多種多様なバラクラバ
バラクラバと一言に申しましても。
これって冬グローブと同じくらい、多種多様なアイテムじゃないかと思うわけです。
形は同じだから、どれも似たようなもの・・・かと思えばさにあらず。
使用感はかなり違うと、もおすけは思います。
で、実際に使っていて重要と思うポイントを紹介します。
【バラクラバを選ぶ際のポイント】
1・少し薄手かな?と思うものを選ぶ(特に登山の場合)
スキーやボードなど風を切って滑走するスポーツの時なら
もう少し厚めのものでもいいかもしれませんが。
基本、汗をかかないようにするのが一番大切で、
登りでは汗をかきやすい登山では、少し薄手くらいがいい、と
最初に教わりました。
厚手だと、着けてると暑い、脱いだら寒い、になってしまうのは
汗をかいた後風に吹かれると、低体温症になりやすくなるので
オススメできません。
暑がり寒がりは個人差で大きく変わりますが、最近では汗抜けが良く
裏起毛されてるパワーグリッドタイプ(立体的で汗抜け良く出来ている織り部分あり)
のものがお薦めです。
2・着けたまま、口元が出せる。
登山中に立ったまま小休止で、白湯を呑んだり行動食を食べたりします。
その時に目元だけ繰り抜かれてるタイプのバラクラバですと、
口元の生地を顎まで下ろせば生地が伸びてしまいますし、
首元から白湯のコップを入れて飲むのは至難の業。
なので、口元と額(上部)の生地が切り替えされていて
口元のバラクラバ生地を顎下まで下ろせるタイプが個人的にはおすすめです。
強風の富士山ではしっかりガード。
暖かい春の霞沢岳では、頭は被ったままアゴ部分だけ下げています。
冬山にバラクラバは必須アイテム。
風が強ければ、スノーシューなど雪原でも無いと泣きます。
肌が少しでも出ていると、気付かぬうちに凍傷になって
特に女性は傷跡(火傷痕によるシミ)になってしまうのでご注意を。
他にも色々なタイプが出ていますが、個人的には
呼気抜けの良い化繊のグリッドタイプがオススメです。
皆さんにとって、これがベスト!って思える品に
巡り会えて頂けたら嬉しいです。
もおすけでした。
明日は、いや今夜は更新できるかなー。皆様メリクリ☆
コメント
もおすけ様
初めまして、Kz’Sと申します。
大先輩が去られたショックは、なかなか癒えないと思います。
でも、色々な場面、ツールを通し、自然の素晴らしさ、厳しさを伝えていくのが僕らなのかと…
隅っこの方から応援してます。