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2016年3月涸沢岳西尾根(ヴァリエーションルート)完結編

お店のオープン前のミーティング。
事務的伝達の後に、みゆきんぐに「何か一言。」と、会話を振られた。
この振りは、ちょっと上手に手短にオモシロ話でまとめるのが定石だが
天然の彼女は違う。

み:「私、最近、朝10分ほどお散歩してるんですよぉ。」

開口一番、私もフクちゃんも吹き出した。

え?お散歩ですか?(フクちゃん)

え?10分って、5分行ったら もう引き返すの?(もおすけ)

てか、ランニングじゃなくてお散歩?(おそらく全員)

開口一番突っ込みどころ満載だが、そのまま聞いておく。

み:「で、公園にブランコがあるんで、ブランコしてたんですよぉ。」

さぞかし通勤のサラリーマンには不思議な光景だろう。
みゆきんぐは続ける。

み:「で、お母さんが昔“ブランコ乗ると酔うのよねぇ。”って言ってた事思い出して
当時の私は“ブランコでなんか酔わへんやん。”って思ってたんですけど
久しぶりに乗ったらちょっと酔っちゃって、
お母さんの言ってた事がわかりました!」

あまりに彼女らしい朝の話に、全員爆笑。
その姿が目に浮かぶ。
私が描くより自画像は似てるので、このブログの為に本人に描いて頂きました。

mae13

みゆきんぐ画

朝の8時過ぎから、幸せそうに公園のブランコに乗るオンナ。
ついでに軽く酔ってるし。

お蔭で毎日が楽しいです。
そんな可愛い後輩を持つもおすけの涸沢岳・完結編。
早速いってみよー。

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2016年3月涸沢岳西尾根(ヴァリエーションルート)完結編

2016年3月21日 快晴

快晴・無風。
最高の登頂日和。
テントはデポして、暗いうちからヘッデンを点けて出発する。
空が明るくなるとと共に、高度も上がっていく。

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こんな所を。

みゆきんぐとはちょっと違う、

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朝のお散歩。

次第に急登になっていきます。

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バックに笠ヶ岳。

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左手には北穂高岳。

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無風でよかったと思える稜線。

昨日のおやびん達のトラバースを追って歩きます。

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頂はまだ先です。

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気を許したらこんな斜面ですから。

一歩一歩が慎重です。

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先頭を歩かせて頂き、登りはノーロープで涸沢岳山頂へ。

全員で記念撮影です。

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最高の天気でした。

風と気温と視界で、レベルは全然変わってくるのが冬山。
今回は天候に恵まれました。
奥穂をバックに。

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穂高岳山荘は屋根が少し見えています。

奥穂高岳へは、次回のお楽しみにして山頂で小休止。
写真を撮って、おやつを食べて下山します。
登ってきた道を振り返ると。

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気温が上がると雪崩れそうな斜面。
ココ歩いたのか、と思うとちょっと怖い。
拡大すると。

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一番左の谷筋のトレース。

そしてこの後、ナイフリッジを通過します。
Oさんが先頭。

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続いてもおすけ。
私、おっちょこちょいだからつまづきそうで苦手なのよ。
高所恐怖症だし。
コワーーーーーー、と思いながら慎重に通過。

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無風でよかった。

この後も、慎重に降りて無事にテント場へ戻り。

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眼下にテント。

大変、勉強になった山行でした。

山岳会の皆様、ありがとうございました!

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