お店のオープン前のミーティング。
事務的伝達の後に、みゆきんぐに「何か一言。」と、会話を振られた。
この振りは、ちょっと上手に手短にオモシロ話でまとめるのが定石だが
天然の彼女は違う。
み:「私、最近、朝10分ほどお散歩してるんですよぉ。」
開口一番、私もフクちゃんも吹き出した。
え?お散歩ですか?(フクちゃん)
え?10分って、5分行ったら もう引き返すの?(もおすけ)
てか、ランニングじゃなくてお散歩?(おそらく全員)
開口一番突っ込みどころ満載だが、そのまま聞いておく。
み:「で、公園にブランコがあるんで、ブランコしてたんですよぉ。」
さぞかし通勤のサラリーマンには不思議な光景だろう。
みゆきんぐは続ける。
み:「で、お母さんが昔“ブランコ乗ると酔うのよねぇ。”って言ってた事思い出して
当時の私は“ブランコでなんか酔わへんやん。”って思ってたんですけど
久しぶりに乗ったらちょっと酔っちゃって、
お母さんの言ってた事がわかりました!」
あまりに彼女らしい朝の話に、全員爆笑。
その姿が目に浮かぶ。
私が描くより自画像は似てるので、このブログの為に本人に描いて頂きました。
みゆきんぐ画
朝の8時過ぎから、幸せそうに公園のブランコに乗るオンナ。
ついでに軽く酔ってるし。
お蔭で毎日が楽しいです。
そんな可愛い後輩を持つもおすけの涸沢岳・完結編。
早速いってみよー。
2016年3月涸沢岳西尾根(ヴァリエーションルート)完結編
2016年3月21日 快晴
快晴・無風。
最高の登頂日和。
テントはデポして、暗いうちからヘッデンを点けて出発する。
空が明るくなるとと共に、高度も上がっていく。
こんな所を。
みゆきんぐとはちょっと違う、
朝のお散歩。
次第に急登になっていきます。
バックに笠ヶ岳。
左手には北穂高岳。
無風でよかったと思える稜線。
昨日のおやびん達のトラバースを追って歩きます。
頂はまだ先です。
気を許したらこんな斜面ですから。
一歩一歩が慎重です。
先頭を歩かせて頂き、登りはノーロープで涸沢岳山頂へ。
全員で記念撮影です。
最高の天気でした。
風と気温と視界で、レベルは全然変わってくるのが冬山。
今回は天候に恵まれました。
奥穂をバックに。
穂高岳山荘は屋根が少し見えています。
奥穂高岳へは、次回のお楽しみにして山頂で小休止。
写真を撮って、おやつを食べて下山します。
登ってきた道を振り返ると。
気温が上がると雪崩れそうな斜面。
ココ歩いたのか、と思うとちょっと怖い。
拡大すると。
一番左の谷筋のトレース。
そしてこの後、ナイフリッジを通過します。
Oさんが先頭。
続いてもおすけ。
私、おっちょこちょいだからつまづきそうで苦手なのよ。
高所恐怖症だし。
コワーーーーーー、と思いながら慎重に通過。
無風でよかった。
この後も、慎重に降りて無事にテント場へ戻り。
眼下にテント。
大変、勉強になった山行でした。
山岳会の皆様、ありがとうございました!
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