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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015完結編】上高地~日本海・白鳥小屋~親不知まで32番外編&断捨離しました!

そんな訳でワタクシが、プチおさぼりをしていたもおすけです。
皆様おぱようございます。

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前回のblogを更新したら、リョウさんに

リ:「お山でグーパンチする女がいるって噂が流れたら、
それはもおすけさんかも知れませんね。」

と言われ。

なるほど膝ポン!

おお、そうか。

そんなのが噂になったら、そりゃ間違いなく私だわなぁ。
と、自分でも思いましたわ。

なので皆様。

お山で悪いことはできませんよ。

もおすけにグーパンチされますから。

で、そんな大変だった北アルプス大縦走。

本日は番外編でございます。

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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015完結編】上高地~日本海・白鳥小屋~親不知まで32番外編

2015年8月13日

やっとの思いで、汗だくで辿り着いたゴール・親不知登山口。

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みんなお疲れ。

直ぐ目の前にある、親不知観光ホテルに当初泊まるのが目標だったが、
直前に電話しすると、予約で既に一杯だった。

静かな日本海側。

直前でも取れると思っていたのが、甘かったわー。

でも入浴はさせてもらえる、とさぶちゃんに聞いていたので
海はあとでいい。

三人はとにかくお風呂!とお風呂に直行する。

嗚呼。

うれしい風景。


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ザ・日本海。

だって皆さん、11日ぶりのお風呂ですよ?

なんて幸せな風景でしょう。

女子風呂は私だけ、とにかくまずは髪を洗う。

ゴシゴシゴシゴシ。

温かいお湯の、なんと気持ちいいこと。

更にリンス。

いつもはリンスを控えているもおすけだけど、今日は別。

リンスをしてお湯で流す。

ほわーーーーっ。

幸せーーーーー。

山に登っている時間より、この時間の方が幸せかも。

無意識で、そう思ってしまった。

じゃあ一体何のためにずっと登っていたんだ?

お湯を掛けながら、思わず自分に突っ込みを入れてしまいました。

その位、連日砂でパサついて軋んだ髪は憂鬱でした。

湯船でぷかぷか。

嗚呼、つるぴかもおすけ最高だー。

久しぶりのお風呂にゆっくりと浸かり、やっと上がって服を着る。

こちらもご機嫌のあっちゃんヒロちゃん。

既に片手にビアを持っていました。

で、予約していた民宿へ電話。

今回予約したのは民宿・小山さん。

実はここ、今時珍しい全く情報のない宿だったのだ。

ネット検索で出てくる宿は、お盆という事もあってどこも全て満室。

仕方なしに糸魚川の民宿協会のページを調べて電話をかけていったのだが、
この小山さん。

HPは当然なく、どこを探しても誰の旅レポやブログにも載っていない。

きっと昔ながらの民宿なのだろうな。

でも、ビジネスライクなホテルや旅館よりも、この疲れた山行の後は
美味しい海の幸が食べられて、家庭的な民宿の方が希望だったのだ。

今時どんなところか全く情報のない不安と、でも背に腹は替えられない思い。

でも、それもいいかも。

と思いながら電話を掛けると、電話口に出てくださったのは
とても品のいい優しい口調の女主人。

そしてなんと、部屋も空いているという。

早速予約をして、着替えを送らせてもらう承諾と送迎を頼むと
快く承知して下さいました。

その迎えの車を待つヒロちゃん。

さっぱりさんです。

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いやもう全てが気持ちいい!

もおすけは、飲みたかった缶コーヒーを。

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そうねー、アタシなんかお肌がスベスベよ。

しばらくすると、お宿のお父さんが迎えに来てくださって。

この海沿いの国道が出来るまでの話や、この街がデンカで栄えたこと、
栂海新道は地元有志の山岳会で開かれ、やはり会の方をご存知のようで
山の話や街の話など、色々聞かせて下さいました。

そして工場萌えする方にはお薦めの、広いデンカの工場も寄り道してくれ、
ちょっと地元観光も出来た気分。

お宿に荷物だけ置いて、再び車を出して下さって
希望であったコンビニにも寄って頂き、もおすけは麦茶とプリン・牛乳を。

あっちゃんヒロちゃんは、ビールやらコロッケやら?ご馳走前なのに~、と
もおすけに突っ込まれながらも、嬉しそうに買い食いしていました。

で。

宿に到着!

御覧ください!

下界では甲子園なんてやってるんですよ!?

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ザ・夏な風景。

もともと家にはTVがないですから。

部屋にTVから甲子園の音が流れているだけで、懐かしく嬉しいわけですよ。

それにこの部屋。

なんだか おばあちゃんちに来たみたい。

すべてが懐かしい造り。

ヒロちゃんも羽根を伸ばしております。

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めっちゃ嬉しそうなみつばち(パンツ)。

もおすけはこちらに着替えを送らせて頂いていたのと、

お母さんが「お風呂も入っていますのですぐに入れますよ。」と

言って下さたので、再びお風呂に。

二人は開放感浸りまくり。


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やー、最高!

先生も羽根を伸ばしているのね。

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やー、最高。

懐かしいお家だけれど、そこかしこが清潔で
宿のお母さんの綺麗好きさが伝わってきます。

それがもおすけにはまた嬉しい。

二回目のお風呂はゆったりのんびり入って。

お風呂から上がったら、皆さん、アレですよ。

あれ。

よッ!待ってました!!のご褒美タイム。

ご馳走宴会・縦走完結パーリーです。

お膳にテーブルクロスに、海苔巻きにお稲荷さんがまた懐かしい風景な感じ。

イカにお肉に枝豆にお漬物!

ご飯とまたお味噌汁の美味しいこと!!

そして別注でお願いしていた、お刺し身盛り合わせ。

凄い!の一言でした。

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キャー、美味しそう!

もう三人、笑顔がこぼれ落ちてます。

やっと。

やっと!!

念願の「小皿のお醤油にお刺身ちょん!」の時がやって参りました。

麦茶とビールで乾杯して。

いっただきまーーーす!

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ご馳走に紛れて探しづらい先生。

くうーーーーーーッ。

んまいッ!

そうそう、これこれ。

このために私、上高地からここまで来たのよーーー。

ゴールはアレだね、親不知登山口じゃなくて、ここだね。

刺し身だね。

地元の魚屋さんに頼んで下さったお刺身盛り合わせ。

まぐろにイカにアワビにカニにヒラメに貝にもうもうもう。

新鮮で最高に美味しゅうございました。

ほんと、全部美味しかったなー。

流石に三人とも全部は食べきれなかったので、残りは翌朝出して頂くように
お願いして。

お腹がはちきれそうになるまで食べました。

飲みました(もおすけは麦茶を本当に沢山)。

そして、部屋に戻ってからも、まったりタイム。

二人はビアを片手に。

ん?

ヒロちゃん、先生とサシで飲んでるの?

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ん?何だ先生?

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枝豆食うか?

撮った写真を見たり、TV見たり。

そうそう。

親不知観光ホテルのお風呂から上がった時、
日に焼けちゃったかしら?と鏡を覗いてもおすけは驚いた。

日焼けではなく。

なんと、白髪が出来ているではないか!!

くーーーーーッ。

そのことを二人に告げると、あっちゃんヒロちゃんは大爆笑しながら

口を揃えてこう言った。

あ&ヒ:「それって大縦走の辛さじゃなくて、完璧セクハラ男のストレスでしょ。」

も:「やっぱり?そう思う??アタシも縦走で白髪は出来ないと思うもん!」

そうなのだ。

今回、一番緊張した二日目大荷物でのキレットは緊張したけど
大キレットは三回目だし、後は緊張するところはなかった。

白髪が出来るほど、ストレスを感じたといえば、アレしかない。

くーーーっ!!

と再び悔しがると、二人は「よっぽどストレスだったんだねぇ。」と
更に爆笑していました。

あっちゃんは、気がつけばスマホを手に握ったまま、眠っていて。

私はといえば、自分ケアをしてあげようと着替えとタオルと一緒に送っていた

クリームなどを、手足に塗りたいのにもう起きられない。

さらさらのタオルケットが最高で。

布団から起き上がれないのだ。

も:「あのねぇ、綺麗になろうという心掛けはあるのよ。」

と、布団から足を出して、寝そべったまま膝下にクリームを塗る私を見て
一人まだビールを飲んでいるヒロちゃんが笑っている。

さらさらのお布団。

サラサラの髪。

いい香りの自分(汗臭くない)。

美味しかったお刺身。

縦走を完結した、ということより、こういった事の方が嬉しいのは
それだけ過酷だったからだろう。

今回は極暑だった事もあって、今までの比じゃなかった。

これが9月だったら、それだけで随分違うだろうな。

とにかく頑張った縦走以上に、いま眼の前にある当たり前の下界の日常を
たまらなく幸福に感じながら、眠りに就いた。

ずっとお天気でいてくれて、ありがとう。

あっちゃんヒロちゃん、ありがとう。


2015年8月14日 13日目

もう習慣になっているので、朝は早く目が覚める。

せっかくなので、この静かな街を散歩したかった。

そして、海に足を付けたかった。

私の物音であっちゃんが起きる。

散歩に誘う。

ヒロちゃんは?

爆睡してる。

ヒロちゃん、お散歩に行こーよーー。

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ヒロたん起きてー、ともんきち先生。

無理矢理ヒロちゃんを起こして散歩に行こうとしたら。

雨が降ってきた。

残念ながら散歩は中止。

二度寝。

美味しい朝食を頂き、駅まで送って頂く。

玄関先で支度すると、お母さん、

お:「ちょっとその荷物、持たせてもらっていいかしら?」

も:「ハイ、もう軽くなっていますけど、腰に気をつけて下さいね。」

ザックを手にして持ち上げようとして、重さにびっくりするお母さん。

「こんな重いもの背負って上高地から歩いてきたの?」と、山をしない人なら
当たり前に驚くこのセリフを吐きながら、貴方が?ホントに?と言う顔で見られる。

水と食料がない分、8キロは軽いんですけどね。

山をしている人なら普通のことが、やらない人には普通じゃないんだなぁ。

そんなことを感じながら、気のいいお母さんに見送って頂き駅に向かう。

民宿・小山さん。

また絶対泊まりたいなぁ。

お刺身付きで。


駅でおみやげを買い、電車に乗る。

空いててよかった。

ね、ヒロちゃん。

って、あれ?

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ん?また君か??

乗り換えて大糸線に。

山姉弟は、長野にいるお父さんの所へ行くので、白馬で下車。

電車が動き出すまで、二人はずっと待っていてくれた。

電車が動き出す。

手を降って挨拶すると、指差して笑ってるあっちゃん。



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あっちゃんヒロちゃん、ほんとにありがとねーーー!

松本でバス待ちの時間に、アレを食べ。

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この後も暫くカレーづいてました。

帰宅してポストを開けたら、シマちゃんから嬉しい便り。

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なんて嬉しい気遣い。

最後まで楽しい12日間の大縦走でした。

<完>

更に断捨離しました!

そして昨日。

お休みだったもおすけは、また要らなくなった山道具や服などを
リサイクルショップに送りました。
こちらでしたら出張も無料でしてくれます。

満足価格!ブランド品の買取【スピード買取.jp】

最近ではお店まで持って行かなくても、ネットで申し込めば
配送キットを送ってくれて、届いた箱に入れてポン!と送るだけで
リサイクルできちゃうので簡単です。

本だけでなくDVDからゲームまでまとめるとそれなりの額になります。
もおすけは本・CD・DVDを売りました。

自宅からラクラク宅配買取【買取専隊エース】

こうして売ったお金で、ご褒美ランチを。

ウフフフフ。

まさに循環、リサイクル。

現在、衣装ケース一つ分が減って、押し入れはかなりスッキリ。

もおすけは、山道具と最小限の洋服があればそれで満足。

食器も雑貨も、今以上は一つもいらない。

シンプルライフで山さえ行ければ幸せなのです。

ささ、次は秋の山行報告。

お楽しみに!

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