石の湯ロッジの池田シェフと姫ちゃん。
いつも抜け駆けで来るのはズルいですよ、のもおすけです。 皆様こんばんにゃ。
そう、石の湯ロッジとは美味しいご飯で有名な志賀高原のロッジです。
もおすけが2シーズン前に働かせて頂いたお宿でもあります。
ああ、さぶちんとまた遊びに行きたいなぁ。
そこのスタッフである件の二人。
休暇の度に松本のもおすけの所に寄ってくれるのですが、いつも必ず突撃で。
予告なしにやって来るのです。
いつも頂き物を受け取るばかりなので、事前に連絡くれたらいいのに~。
姫:『いいんです、突然来るのが楽しいんです♪』
って。
やっぱりお礼に!?蛍の季節に泊まりに行かなきゃダメってことねー。
とか言いながらも、7月も山の予定が一杯。 遊ぶ時間が足りないぞ。
一日が48時間あったらいいのに、と本気で思うもおすけのオンナ一人で雪洞泊・2でございます。
【おさるのもおすけ日記】オンナ一人で雪洞泊・2
2013年 2月22日 快晴
カモシカ平から、ツボ足で登っていく。 予測通りバックカントリーの方々のトレースが付いている。
とは言っても、アイゼンなしのツボ足。 滑るまではいかないが歩きにくい。
ここで、あっさりと手抜きを決めこむ。
人工物が見えなくなったところで、雪洞掘ろ~っと。
とは言うものの、ワタクシ、スノーソーを持っておりませぬ。
それで前回、全くの無枝だったんだからラッキーだったのかも。
も:『乗鞍っていいですよね、ブッシュ全然出てこないもん!』
って後日お客さんに言ったら
ぐ:『うそ。俺が行った時なんて、枝だらけだったよ。』
えっ、そうなんだー、とびっくりした私だった。
今回は(アイゼンなしで)歩いて行ける場所優先で雪洞地を決めてるので
ブッシュが出る可能性は 十分にある。
なのに私ってば『なんだかんだ言って、私結構ラッキーさんだから大丈夫だろう。』 という
第六感だけが頼りの、無鉄砲さで掘り始める。
前回は硬い層を探して、掘り下げてしまったので雪を書き出すのに一苦労した。
だから今回は、入り口を水平に。
しかも一人だから、2時間以内で掘りあげたい(だって早くまったりしたい)。
時折バックカントリーさん達が上り下りする中、一人フガーーーーッと雪を掻きだす私。
ええ、当たり前ですが平日のゲレンデで雪洞はおろか、幕営してる人も居ませんでしたよ。
そんな中、オンナ一人で雪洞作り。
・・・・・誰ですか?物好きだなんて言った人は。
オンナのロマンと言ってください。
そんなこんなで、時間内に出来ました。
本日のもおすけんち。
かもなマイハウス。
入り口は狭めですが、中は程よい広さ。
今回も運よく、ブッシュは一本も出ませんでした。
あ。
雪洞の上を滑られると危険なので、目印も付けてっと。
プロッブないからテントポールでね。
テントのフライで入り口を塞いだら、マットを敷いて寝袋を出して。 もおすけんちの完成です。
さっそくお湯を沸かし、カフェ・オ・レを飲みながらスィーツ片手に読書タイム。 忙しい平日、なかなかゆったり本が読めないのですが、ここならゆったり読めます。
何より静か。
雪は周りの音を消してくれるので、ここがゲレンデから20分の所とは思えない。 シュラフの中で温まりながら本読んで、眠くなったらそのままうたた寝して。
ああ幸せ。
むくっと起きて寝袋から這い出た本能のままに生きるオンナ・もおすけは 夕飯を作り出す。
夕飯は、これ以外食べる気がしないので いつものこれ↓
ところで皆さん。 雪洞泊で一番の楽しみは何かご存知ですか?
そう、何を隠そう、この時間でございます。
このね、ろうそくの灯りで雪がキラキラ輝くのが最高に綺麗なの。
あまりの綺麗さに、一人で見入ってしまいます。
眠る直前までロウソクの揺らめく明かりに灯されながら、静かな夜を過ごしたのでした。
コメント
フランスとイタリアの国境に位置します。西ヨーロッパでは最も高い山なんだそうです。
マイスターシュテュックさんへ
コメントありがとうございます。
それはどこのことかしら?その近くにお住まいとか?
でも、またブログ見に来て下さいね。これからもどうぞよろしくお願いします。