例年は、りんごジャム&野沢菜漬けで信州の冬支度は終わるのですが。
今年はさらに試練を与えて下さる恵みの神様。ありがとう。
でも大変なのよ、どれもこれも。の、もおすけです。
皆様こんにちにゃ。
そもそも、作る量が一人暮らしの量じゃないっつうのが一番の敗因なんですけどね。
ええ、毎年どれもこれもコテンパンですよ。
もおすけ、あっさりやられてます。
で、今年はさらに新顔・柚子がもおすけの手元にやって参りました。
ので、今回はその御報告です。
2021年・信州の冬支度3・柚子編
実家の趣味でやっている父ファームには、無農薬の柚子の木がある。
その数、確か4本くらい?
その大きな木が全部、鈴なりになるのだ。そりゃもうすごい数。
柚子って薬味じゃないですか、普通。
みかんみたいにそのままでむしゃむしゃ食べられないし。
柚子みそ、柚子風呂、柚子胡椒。娘&近所に分けてもまだまだ残る。
どれもやりましたが、毎年山ほど出来るんです。
なかなか減らないの。
そこでもおすけ、柚子ジャムにしようとレシピを検索。
実家に帰省した際、土間にある柚子と格闘する決意をもった。
偉いぞ私。
まず、柚子を洗って、半分に切る。
汁を絞り、薄皮部分から実を取り出し、皮は薄く刻む。
どんどんと汁と身と皮と・・・
もおすけ、すでに無言。
楽しいクッキングから、すでに格闘の気分となる。
まな板からあふれる柚子。
意外と?飽きっぽいもおすけは、飽きると遊ぶくせがある(りんごジャム同様)。
写真撮って現実逃避。
並べて撮ってる暇あれば、作業進めたら?という声はうっちゃる。
黙々と切っては絞って、身を取り出して皮刻んで・・・を繰り返す。
切っても切っても、手品のように箱から出てくる。
まだまだあんで、と柚子が言う。
あーもーやだよーー。
もっと簡単で沢山消費できるレシピはないのかー?
ないんだなぁ、これが。
散々考えたけど、無駄なく使えていっぺんに使い切れるのがジャムなのだ。
と、脳内一人会話をしながらただひたすらに切っていく。
そして。
やたっ!
これで最後だーーー!
この時点ですでに軽く50個超え。
よしゃーーー!とテンション上がるもおすけに、母の悪魔の一言。
母:『あと一箱あるよ。』
・・・・え?
まだあるの?
皆さん、うちの母は嘘を付きません(娘はオオカミもおすけですが)。
ガッツリもう一箱ありました。
ドヤ顔で再登場の柚子。
・・・嘘。
こんなにあるの?
これでも既に魔王と妹、親戚に近所にと配りまくって、でもまだたっぷり木にもなっているらしい。
気絶しそうになるのを堪え、もう無言で刻んでいく。
あのね皆さん。
柚子ってねぇ、皮が硬いんですよ。
だから刻むのがすごく大変なの。
加えてもう100個以上切ってるから、もう指が滲みて痛い痛い。
流石に悪態付き始めたら、母がビニール手袋を出してくれました。
遅いよお母さん、もっと早く出して欲しかった。
でも、私もこんなにあると思わなかったから、指が痛くなるほど切るとは
思ってもみなかったの。
しょうがないよね。
なんて、半分壊れかけて、ようやく全て切り終えました。
絞った果汁はジャムに加え、残りはビン詰にしてゆず果汁として。
皮は三回茹でこぼしをして、薄皮と身は種をとって刻んで
皮、果汁、砂糖と一緒に煮詰める。
合計で200個以上、大鍋で二回煮詰める大作業となりました。
そしてようやく煮沸した瓶に詰めて、完成!
一番うれしい作業かも。
2021年、柚子ジャム。
こんなに沢山出来ました。
やっと出来上がり。
出来上がった柚子ジャムも、叔母や姉妹におすそ分けして。
残りは母ともおすけと半分こして、お友達におすそ分け。
楽しくも大変なジャム作りがようやく終わりました。
<完>
追伸:その後、更に段ボール箱に山盛り採れて、さすがにもうジャムを
作る気になれないもおすけは、メルカリでどさっと一箱売りましたとさ。
コメント
もおすけさんこんにちは。
かなり久しぶりのコメントです。
ゆずの量も凄いですね!
そして美味しそうです。
またちょくちょく寄らせていただきます。
yutakaさんへ
わあ!本当にお久しぶりでめちゃくちゃ嬉しいです。今も読んでくださってるとは…ありがとうございます。
書きたいことは山ほどあるのに、なかなか時間が取れませんが。
それでもまた時間を見つけて更新していこうと思います。
柚子は本当に大変でした。湯でこぼし三回、ってのが面倒くさすぎて。
でもまた来年も作るんだろうなぁ。
また次回記事もお楽しみに。そろそろ山ネタ更新します。