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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015年8月7日】上高地~日本海・親不知まで10 船窪~針ノ木小屋&疲れにくくするインソール

24時間ぶりだけど、元気にしてた?みんなたちーッ!

と、神去なあなあ夜話の主人公・ゆうきくん調で書き出してみたもおすけです。

皆様こんにちにゃ。

ほんとこれ、山の上で読むのに最高の本だわ。

友人の純ちゃんも読んでくれたようで、

純:「面白くって、あっという間に読んじゃいました。」

って。

そうなのよ、サラサラ読めるのよね。

そして純ちゃんのメールは続き、

純:「北村薫さんの『八月の六日間』という本も山に行きたくなります。」

とな。

なんだか題名だけでピーン!

良さそうではないか、これも。

今読みたいけど、オシ!来年はそれを山の上で読もう!!

嗚呼、でも今読んでみたいなぁ。

すごく気になる北村薫さん著→ 八月の六日間

でももう9月になっちゃったからなぁ、8月に読みたいなーどーしよー。

と、話は変わりますが。

昨日UPした、ゴアテックス社主催に応募した氷上ワカサギ釣りの写真。

沢山のポチコ、ありがとうございます。

でも、写真を改めて見て思ふ。

も:「アタシってどうしてこんな写真ばっかりなんだ・・・。」

かっこいい写真とか、乙女アングルとか何故無いんだ?

ウケ狙ってるわけじゃないし、事実本人知らず勝手に撮られてるのばっかだし。

てことは、素のアタシがそういう人間だってことか?

認めたくない仮説が頭に浮かんだことを、強く否定しつつも
動物的(おさる的)な挙動は、きっと天然の母譲りのせいだと勝手に押し付け、

それより更新しなくっちゃ、なかなかザックは軽くならないし

昨日はとことんエグかったしクマ怖かったし

でも船窪小屋さんのご飯は美味しかったからこれでチャラね、
の北アルプス大縦走。

本日は船窪小屋さんから出発です。

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【もおすけ日記・女ソロでテン泊大縦走2015年8月7日】上高地~日本海・親不知まで10 船窪~針ノ木小屋&疲れにくくするインソール2015年8月7日 6日目の朝 晴れ

2015年8月7日

AM3:30に起きて朝食。

こう暑いと、早朝(正確には深夜)に起きて準備する。

夜明け前に歩いた方が、涼しいのだ。

それでも昨日、痛感した。

去年、熊ノ平から小河内避難小屋までコースタイム12時間半の所を
11時間ショートで歩き、肩は痛かったが、足はまだまだ歩ける余裕を残していた私。

12時間コースまでなら歩けるんだ私、と思っていましたが。

北アルプスさんには、昨日こてんぱんにやっつけられましたよ。

こんな感じ。

150807_8

山なめんなよーーーーッ!!

ええ、山舐めてたわけではありませんが。

ゆったりと大きな南アルプスに比べ、北アルプスはとにかくアップダウンが多い。

その小さな登って降りての繰り返しが、ボディブローのように後半効いてくる。

そして道も、樹林帯の多い土道の南に比べ、硬い岩の道が多い。

これだけでかなり足裏の疲労度も違う。

ハイ、認めましょう。

もおすけ北アルプス舐めてました。

お山の神様ごめんなさい。

もうこの時点で、巻き返しを図ることを諦めました。

船窪から針ノ木まで約6時間。

次のテン場・種池までは7時間45分。

無理無理、このアップダウンの多い山域で合計14時間弱なんて。

何より景色も楽しめない。

なので、もう予備日を取り返すことは諦めました。

最悪、悪天で停滞したら親不知の道の駅とかでテント泊して
翌朝一番で帰ればいいやー、

でも田舎のヤンキーとかに絡まれたらどうしよう
その時は先にブチ切れればいいか?

もう考えたってしかたないから、とにかく晴天を
祈っておこうと腹をくくる。

そう決めたら、ようやく心が軽くなりました。
景色も楽しめるってもんです。

だってこの風景だし。

150807_9

本当はカメラに収まりきらない360℃素晴らしい景色なんだよなぁ。

12座目の七倉岳登頂。

ここからの景色は最高でした。

ぐるーーーーって。

150807_10

最高。

この雲が山肌を流れ落ちる情景が好き。

150807_12

今日も1日頑張るぞー!

と元気に歩いていたら、太陽も上がってきて今日も青空。

夏山満喫!

最高ですね、先生。

150807_13

うん、絵になるでしょ。

七倉岳を過ぎて、まずは北葛岳に向かいます。

痩せ尾根を通って登って降りて。

13座目の北葛岳登頂。

右に大町の街を見下ろしつつ、左に立山を眺めつつ。

振り返ったら、スタート時の前穂&奥穂、槍ヶ岳が小さく見えていました。

150807_14

でもまだ先に目指す白馬岳の方がずっと小さく見えました。

まだまだまだまだ。

でも。

嗚呼楽しいなぁ。

そして地図に書いてあった「蓮華の大下り」。

もおすけ側コースで言えば、「蓮華の大上り」です。

お、名前聞いて予測はしていたが、こんなに垂壁なの?


150807_15

どどーんと岩壁。

三点支持だと思ってなかった。

色んな意味で。

予測を超えてくれる初めての山は、やっぱり楽しい。

今回は烏帽子~五竜岳までと、白馬から栂海新道までの稜線が初めて。

相変わらず色々アトラクションだね、と思いながら大下りを登り切ったら、
そこにはコマクサの大群落がありました。


O:「蓮華岳のコマクサは見事ですよ。」

と以前、白馬山荘で知り合ったO社長の言葉を聞いてから、
ずっと訪れてみたかった蓮華岳。

こちらも予想をはるかに超える景色が広がっていました。

わーーわーーー

コマクサだーコマクサだらけだーーー

とウキウキで歩いていると。

見つけました!

ずっと見たかった白いコマクサ。

皆さん、これが本当の白いコマクサです。

150807_16

可憐で高貴でいと美し。

蓮華岳山頂はもう見えているけれど、ここはやっぱり写真でしょ。

ザックの重さにもろともせず、這いつくばって写真を撮っていると。

七倉岳で先に行かれた、健脚ご夫婦。

昨日、船窪小屋のテラスで一緒に話をしていたのですが、
蓮華岳の山頂から叫んでいます。

「おーい、親不知ーーーッ!!」

え?

あたしのこと??

そう、名前を名乗っていなかったので、呼び方に悩んだのでしょう。

もおすけだとわかる呼び声が、「親不知」。

自分だとわかった途端に、吹き出してしまいましたが
このまま針の木雪渓に下るお二人は、もおすけと離れているこの山頂が最後。

大きな呼び声とともに、ストックで両手一杯手を降ってくれて。

嬉しかったなぁ。

勿論もおすけも、両手で大きく手を降って。

気をつけて帰って下さいねー!

この後ご夫婦は針ノ木小屋の方に降りて行かれ、
見えなくなってしまったのですが、

沢山会話をしたわけでもないのに、もおすけが一人で
親不知まで抜けると知って、別れ際にエールを送ってくれた
優しさが嬉しくて。

もうニコニコ歩いてしまいましたよ、皆が嫌がる急なガレ場でしたが。

そして降りてくるお姉さんに、白いコマクサの場所を
教えてあげたりしながら、14座目・蓮華岳登頂です!

150807_17

初めてのお山って楽しいね。

うんうん、そしてこのお天気だしね。

ザックを下ろし、少しおやつを食べてから針ノ木小屋に向かいます。

初めての小屋の風景も、わくわくするなぁ。

この大縦走始まって、一番嬉しくて楽しいと感じた山歩きでした。

<続く>

足を疲れにくくするお薦めインソール


あれは確か3年前?

さぶちゃんと行った蝶ヶ岳リベンジの時に、足のすねが痛くなって以来、
もおすけはインソールを使っています。

通常の靴の中に入っているのは、単なるペラペラの中敷きですから
当然数千円も払って買うインソールは、歴然とした差があります。

もおすけが愛用しているのはこちら。

150807_2BMZのインソール。

BMZのインソールです。

他には有名所で取り扱っているお店も多いので、スーパーフィートを使用している方や
シダスを使っている方も多いかと思います。

スーパーフィートは結構硬め。

これを今まで使っていたけどイマイチ効果が感じられない…という方が
いらっしゃることがままあるのも、こちらのインソール。

(※あくまでそういう声をたまに聞くという私見であり、
好みは個人差がありますので御自身で判断下さいませ。)

シダスは土踏まずのアーチが立体的で、偏平足で疲れやすい方には
好評のようです。

そしてこのBMZ。

一見してそんなに立体的じゃないし、ほんとに効果あるの?と
BMZよりもワニおさんを疑ってしまったもおすけでしたが。

・・・BMZさんごめんなさい。

素晴らしく良い品でした(でもワニおには謝罪しない)。

私の場合、O脚気味なので長い下山が続くと膝下の外側の
すねが痛くなったり、中指の付け根の下の肉球(拇指球)が
痛くなったりしてたのですが、これを入れた途端に痛みが一気に解消しました。

今はどれだけ歩いても、その辺りの痛みはありません。

目立った凹凸もないのに不思議だなー。

なんでもこのインソール、立方骨をしっかりと立ち上げてくれることによって
体幹がブレない=疲れにくい のだそうですが、確かに。

シャリバテの時に、おにぎりを食べた後のような
このインソール入れた途端にギューン!みたいな
わかりやすい反応は感じないのですが(アタシだけか?)、
下山時&翌日の疲れや筋肉痛が違います。

私はこの一足を、夏靴にも冬靴にも入れています。

厚みが二種類ありますので、お使いの靴のインソールを抜いて、
同じ厚みの品を買うことをオススメします。

BMZコンプリートスポーツ 3mm

ちなみに大縦走の時は、テントを張ったらインソールはすぐ抜いて
洗える条件の時は洗って(水場&晴天時。洗うと乾きは遅いですから
オーガニックのスプレーを、靴下インソールにシュッシュして干します。

お蔭で、もおすけの靴の中は無臭です。

どのくらい無臭かって言うと、

も:「ほんとに無臭だから嗅いでみ。」

と、昼食直後のイデぞうにほれほれ、と無理やり嗅がせようとして

イ:「立派なパワハラですよ!これは。」

と言われつつも降参させて半強制的に嗅がせたら、

イ:「・・・ほんとだ・・・全く臭わない。なんで!?」

と驚愕し、イデゾウ自ら二回嗅ぎ直すほど匂いません。

因みに帰宅後は、すぐにインソールはネットに入れて洗濯機に
(手洗いでいいんじゃない?とワニさんに言われたけれど私は洗濯機)。

靴は紐を外して外側をさっとシャワー&雑巾で拭いて、
よく乾いてからミンクオイルを塗ってます。

お手入れも大事ですよ、ってことを言いたかったのですが、
ただ単にもおすけ暴君、っていう方が強調されてしまった一ネタでした。
(でも本当に無臭なのよーーー。)


追伸:先日お店に来て下さった愛知からの元気山男子4人様。

わざわざご来店ありがとうございます!

最後のザック、サイズを見ていなかったんだけどケストレルはM/Lを買われました?

ちょっと気になっていて・・・。


今日は仕事以外の面で、よく頑張ってくれたイデぞうくんの為に、ねぎらいポチコを。
ポチッ!↓

コメント

  1. masaki より:

    愛知の男です

    ゴメンなさい
    もうすけ→もおすけさん
    の打ち間違えしちゃいました…
    失礼な事しちゃいました。

    詰めが甘いですね…

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