巷はすっかり春でお忘れでしょうが。
忘れちゃ困りますもおすけです、皆様おぱようございます。
あ、忘れちゃ困るのはもおすけじゃなくってね。
山の上はまだまだ寒く、下界の冬の気温だってことです。
ええ、もおすけ先日も、お山の上に行ってきました。
この報告は、出来るだけ早く(頑張らないとねー)。
で、本日もしなやかでたくましい(と、自ら言ってしまう厚かましい)オンナ二人の
冬山一泊・2でございます。
オンナ二人で冬山雪洞泊・2
2013年 2月11日 快晴
私を先頭に、スキーヤーのトレースが付いた雪山を歩く。
そう、ここは乗鞍岳。
うちから近いこともあって今回はここにしたのですが、理由はもうひとつ。
そう、今回の一番の目的は“雪洞で泊まる”ことなのだ。
雪洞を掘るとなれば、テント設営より時間も体力もかかります。
せっかく作った雪洞の中でゆったりするためにも、目的地に早く着く必要があるのです。
まずはもおすけ、ザックを投げ出し掘る掘る掘る。
ココでいいでしょ。
実は、雪洞はある意味“博打”の要素も含んでいます。
雪で覆われた斜面の中に、ブッシュ(枝)や岩が潜んでいるかもしれない。
掘り進んでいくうちに、それらにぶつかってしまって十分な広さが取れなければ
最悪一から別の場所を掘り直さなくてはいけません。
■懐かしき雪洞の苦労 ↓
初めての乗鞍岳だから、この場所の木々の状態も知らない私。
でも さっちゃんを気軽に誘うゆるさは ワタクシならでは。
硬い層を確認して、その下を掘り始めます。
ぐおーーーーー、頑張って掘り進めるぞーー。
(そして気合でブッシュに当たらないぞ。)
掻き出した雪を、外に放り出す作業はさっちゃんが。
時折こんな風景を眺めながら。
更に掘るべし掘るべし掘るべし。
後日お客様にも言われた事なんですが、雪洞で泊まるって
冬山やってる人でも経験してる人は数パーセント。
それを山歴浅い神戸女子が二人でやってのけようとは(言われるまで自覚なかった)。
人呼んで“無鉄砲ウーマンズ”。
入り口から進んで、部屋の中を掘り進めた私。
ラッセルの時よろしく、もうムチューである。
バラクラバの上の雪にも気づかず。掘るべし。
時折さっちゃんと交代しながら、重たい雪を掻き出すのに苦戦しながら
3時間弱で完成しました。
出来上がった雪洞で記念写真。
いやもう頑張りました楽しかった。
へえー結構中は広いのね、とさっちゃん。
まずはお茶にしましょうか。
まずは銀シート&シュラフマットを敷いて、荷物を置いて。
温かいココア&卵スープで、雪洞に乾杯。
外に出れば、北アルプスが夕日に赤く染まり。
念願叶って雪洞で夜を迎えられた、さっちゃんともおすけなのでした。
コメント
雪洞とは凄い!
それを考え付くもおすけがもっと凄い。
次はイグル― !?
雪洞は上を人が歩いた時踏み抜きが怖い、静かなのと撤収の手間がいらないのは良い。
と言う事は乗鞍へ行けばもうすけの雪洞が何処かに???
totoさんへ
コメントありがとうございます。雪洞は講習で習っていたので一度自分でやってみたかったんですよー。
ブッシュもなく、上手くできたの楽しかったです。乗鞍は雪洞する人がたまに居るみたいですので
雪の多い厳冬期はお奨めですよ♪