皆様あけおめ。
ことよろ。
略語は好きではないもおすけですが、この言葉は結構可愛くて気に入っています。
でも、まだ私の中では(ブログの中では)年を越していません。
はい、ジャカスカ更新して行きますよー。
クライミングで一番楽しかったと言える、錫杖岳のご報告です。
錫杖岳 烏帽子前衛壁 左方カンテ
2013年 9月 27日 快晴
直前におやびんからメールでお誘いがあって驚くも、これまたラッキーなことに休日。
新穂高方面へ向かい、アプローチも頑張り、目指すは錫杖岳。
下から見てもカッコイイ。テンション上がる~。
イワイワしてるし縦だし。かっこいい。
さっさか歩くおやびんに付いて、いよいよ取り付き。
相変わらずこの人は、スパイダーマン並みに速い。
ものすごく速い。
素早さは大事なんだよ、といつも言う。
この言葉の意味を、アイスクライミングをするようになって痛感する。
って、クライミングよりアイスを先に始めちゃったから、今、改めて痛感してます。
素早い準備&撤収は、体力と熱の保持とに比例する。
つまり遅いと寒くなってどんどん体力&体温が奪われ、行動力も落ちるのだ。
さっさかロープを二本出してくれ、なっちゃんと私で登る。
今日はいい天気だー。
岩が掴みやすいと、楽しくって景色を見る余裕もある。
ここは確か8ピッチまである。
ここは2ピッチ目。
さっさと次行くぞ、とおやびん。
なっちゃんを待つおやびん。
ガイドってサマになるねぇ。
身内でラッキーとか思ってんだろ。
うん。
ほんと従兄妹がガイドなんて、幸せすぎる環境だよ。
待っている間、振り向けば西穂~ジャンダルムが綺麗に見える。
来年行きたいなぁ。ていうか行っとかないと。
掴みやすい『ガバ』が沢山。
これは楽しい。
久々に、怖さよりも楽しさが上回るクライミングだ。
なぁんて言っていたら、いよいよ核心。
先行くおやびんが残置のスリングを下ろしてくれたけど。
ここねぇ。
出来る限りお助け(残置スリング)には頼らず自力で登ろうと頑張りました。
あっち掛けたり、こっちに手を掛けたり。
足も張ったりイロイロしたけれど、やっぱり兄ちゃんが掴んだ掴みやすいガバには身長的に届かず。
上手い人なら私の身長でもいけるのでしょうが、初心者なワタシには無理でした。
結局、思いっきりスリングのお世話になり、何とかクリア。
無念です。
後から登ってきた なっちゃんに聞いても、やっぱりスリングさんにお世話になったとか。
嗚呼、ジムに行かずに上達できる人になりたい(無理か)。
さ、気持ちを切り替えて、更なる高みを目指そうではありませんか。
シューズの先にチョークをつけて、っと。
ひょー、取っ掛かりのない岩だこと。
これもなっちゃんが撮ってくれたショット。
真剣そのもの。
だって落ちたら顔擦りむくもん。
上からはおやびんが。
これ、最高に好きな一枚だなぁ。
・・・来年の年賀状にしたいと思うほど。
この後、無事に終了して、上でおやつタイム。
登りきった後の、パンが美味しいこと。
景色の良さもあって、ゴキゲンな私。
西穂~ジャンダルム~キレット~槍まで。
兄ちゃん、今日もありがとう。
最高に楽しかったよ。
紅葉ラインが綺麗ねぇ。
遠くからだとはっきりとわかる紅葉ライン。
雪化粧の足音も間近に感じる風景です。
厳しい冬の前の柔らかな景色。
暖かい9月下旬のこの日でも、日が翳ってくると冷え出します。
懸垂下降で一気に下まで降ります。
まずは兄ちゃんから。
やっぱり型が決まってるんだよねぇ(当たり前だけど)。
お次はもおすけ。
びゅーーん。
そしてなっちゃんを待ちます。
こういう何気ない光景がとってもクライミングっぽくって好き。
なっちゃんが降りてきました。
もおすけ、待ってー。
降りてはロープを手繰り、また懸垂して。
もおすけ、この懸垂下降が 大の好きと来た。
だって、びゅーーーーーんって楽しいんだもの。
もおすけ、びゅーーーーーーーん。
ひゃっほーーーぅ。これは愉快で楽しいぞ。
なぁんてまた調子に乗って降りていたら。
最後の最後で、ポヨンってお尻に当たるものが。
ぽよん?
ん?
そしたら下から、兄ちゃんの声。
お:『おまっ!どこ乗ってんだっ!!』
なんともおすけ、今日一日お世話になったおやびんの頭の上に 乗ってしまいましたとさ。
あまりの面白さに自分で大ウケ。兄ちゃんも笑ってたけど。
おやびん、ゴメンねー。
そんなこんなの楽しいクライミング休日だったのでした。
おしまい。
コメント
岩岩登り、ホントに楽しそうですね~♪
しかもおやびんさんといっしょなんて超羨ましいです^^
僕も今年はおやびんさんにお世話になろうかな~
今日もブログ楽しかったです!!
おやすみなさ~い^^
ryoさんへ
コメント遅くなってしまってごめんなさい。
おやびんは最近忙しく、私も遊んでもらえません~。
でも、仕事中のおやびんは、あれで結構頼りになります。
コキ使ってやってください。