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高級食材を手に入れたの巻

動かない11月は。

スズメバチしてから野沢菜やって。

信州人のまだまだ続く保存食作り。

皆様こんばんにゃ。

師匠以上に走り回っている、おさるのもおすけでございます。

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今年の筆頭は、一番の恐怖・スズメバチ。

2015/10/14 21:07

皆さんおひさ。

相変わらずおっかない顔してますねー、コヤツは。

そして野沢菜。

こちらは現在、いい感じに漬かってきました。

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どうよ、と言わんばかりの野沢菜先生。

で、今回はというと、またハチです。

野沢菜の少し前ですが、再び頂きました。

やるでしょ?アタシも(何をだ)。

まーーー、これだけはやらないとわからないです。

あの大変さは。

夜を徹する作業ですから。

では、早速報告参りましょう。

本日は蜂の子と格闘・再び編でございます。

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高級食材を手に入れたの巻

マーーーー大変なんですよ。

あの風呂桶を凌駕する野沢菜さんよりも大変です。
だって奴らってば、隙あらば動き出しますからね。
まったくもって油断できません。

前回はスズメバチ。

今回は地蜂。

あの凶暴さと恐ろしさはないものの、小さくて数が多いから
巣から取り出していくのがめっちゃ大変!なのです。

仕事終わってから持ち帰るので、それから作業。

だってほっといたら、どんどん巣から這い出て動きだしちゃうもの。

ギョギョーーーーッ(さかなクン風)。

そんなの耐えられないわって事で、しんどくても夜から作業開始。

頑張ります。

まずはそーーーっと箱を開ける。

そして取り出す。

今年は2段。

少しでいいです、とお願いしていたので小さめです。
それでも結構入ってらっしゃいます、地蜂さんが。

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黒いのコワーーー。

白い繭のような綿帽子を、ピンセットでむしりとって、中の地蜂を幼虫の黄色いのと
成虫に近い黒いのと、それぞれ器に分けて入れます。

問題は、黒い成虫に近いヤツ達。

ヘタすると動き出してコワコワな風景となり、もおすけ絶叫となってしまうので
いつもはフタ付き鍋に入れていたのですが、今年から透明な深いフタ付き容器に
入れることにしました。

こうすれば、

這い上がってきて蓋を開けた途端に脱出→もおすけ絶叫

を防げますからね。

そしてこの、ピンセットで一匹一匹巣から引き抜いていくのが大変。

もおすけがヘッドハンターなら、すぐに優秀な人材(蜂材)を引き抜けるのに。

時間がかかる事この上なし。

とにかく地味ーな作業です。

終始無言。

このもおすけが。

そして2段め。

こっちの方がでっかいぞ。

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どどーんと蜂の子。

黄色い蜂の子さんは、見た目の優しさに比例して大人しく味もまろやか。

クリーミーなんですよ、本当に。

でも、皮を破っておっかないのはこちら。

中学生の不良みたい。

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何こっち見てんだよ!

つまみ出すとねー、手足とか触覚とかガシガシと動かし出すんですよ。

嗚呼思い出しただけで、さかなクン(ギョギョー)やわ。

と、すべて取り出すのに数時間。

それから、それぞれ別々にフライパンで炒めます。
クリーミーの子は、本当に甘くて美味しい。

でも、もっと美味しいのは、実はとがった彼らなのです。

パリパリの川海老の唐揚げみたい。
臭みもないし、泥臭さなんてゼロ。

軽く塩を降って召し上がれ。

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ハチに合わせてお猪口盛り。

ハチはロイヤルゼリーとかプロポリスとか蜜蝋とか、どれも高級品。

その成分の素晴らしさは、もおすけも大実感。

だから毎年、かなりしんどいど頑張っちゃうのよねー。

一日にあんまり食べると吹き出物が出るほど、高栄養価な蜂の子。

ウマイウマイ、と制覇した喜びと美味しさで食べ過ぎて
後日、この歳で口元に吹き出物を作ってしまったのは内緒の話。

どんなものなの?とお思いになるアナタ。

試しに食べてみては如何ですか。

病みつきですよ。

もおすけは甘露煮よりも塩味の方が大好き。

蜂の子・塩味

休日だったら来年も取りたいなぁ。

びっくりするくらい滋養にあふれた高級食品なのでございます。

最後だけ高級風にまとめてみました。

皆様も美味しいから是非どうぞ。

次回は何ネタ?お楽しみに!

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