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【おさるのもおすけ日記】2014年6月弾丸テント泊・後編

鳴りもの入り、というか。
この人自体が鳴りものなのよ。
皆様こんばんにゃ、おさるのもおすけでございます。

そう、この人とはもちろん まもちゃん。
賑やかです。
この人と喋っていると、会話が途切れる事がない。しかも被るかぶる。
て言うか、どーーしても手短に終われないのである、話が。
もちろんワタクシはお喋りですからね、誰とでもそうなのですが
この人とはエンドレス。
まもちゃんにお酒が入っていれば尚更。お互いどんだけ話してんだ一体。
と自分でも思う、まもちゃんとの弾丸テント泊山行。
お待たせしました後編です。

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【おさるのもおすけ日記】2014年6月弾丸テント泊・後編

2014    6   10    曇り

編笠山頂から、青年小屋まで降りて。

140610_13

photo by mamo

懐かしの青年小屋。

140610_14

photo by mamo

テント設営。
今回は時間がタイトだから、軽量化を図りまもちゃん’sテントに入れて頂くことに。
まもちゃん、馴れた手つきでテント設営完了。
とにかく私は疲れていた。

自慢じゃないが、私は前進よりも後退はダントツに速い。
登らなくなると、一気に体力は落ちるのだ。
一緒に乙女の水を汲みに行こうとするが、休んでいいいと言う。それでは
申し訳ないので一緒に行くと言ったのだが、『いいから休んでて。』と言ってくれるので。
ありがと、まもちゃん。
お言葉に甘えさせて頂き、テントの中で横になった。

—–

乙女の水は、一昨年の夏通った時より水量を増していた。

140610_22

ひしゃくが弾き飛ばされるほど。

ま:『すっごい水量だったよ!』

と、帰って来たまもちゃんが興奮気味に言っていたが、後日写真を見て納得。
確かにすごいわ。
お腹が空いていたので、棒ラーメンを作って食べて。
まもちゃんはビールも飲んで。
時すでにPM14:00。
身も心も、まったりですが。
さて。
どうする?

って、体力有り余ってる人が このまま まったりなんぞする訳がない。
まもちゃんが行きたがっていた、権現岳へピストンとなる。

—–

天気予報に反して、天気は何とか持ってくれそうで。
予想以上の好天に、二人はゴキゲン。
写真も撮るってもんです。
写真好きなまもちゃん、カメラに夢中の図。

140610_4もおすけ、待っててね。

いいよー、どうぞごゆっくり。
私も周囲の景色を眺めたり。
なんて事ない写真なのだが。
私が山らしくって好きなアングルがこれ↓

140610_5

  流れる雲と傾斜と まも。

そうこうしているうちに、権現小屋が見えてきました。

140610_6権現小屋さんて可愛いから好き。

さて、ここから再び 時を遡って まもカメラ。
色鮮やかな写真をご覧頂きましょう。

早く頂上着かないかなー、の私。

140610_15山頂大好き。

まもちゃんは、山の中ではどんな時も景色やお喋りや空気を楽しんでいる御様子。
それを証拠に、この人の写ってる写真は全部笑顔。

140610_16本人お約束のポーズ(らしい)。

同じ権現でも、彩度も変わればアングルも違う。
まもちゃんが焼き付けた権現岳。

140610_17

ちょっともののけ姫の山に似てる。

鎖場。

ちょっともろい岩肌です。

140610_18

 用心用心。

そして権現岳山頂。

宝剣を持った私は、天下無敵。

140610_20傅きなサイ、ワタクシに。

秋の宴会山行で、皆が持っていたこの宝剣。
まもちゃんも、これがしたかったらしい。

140610_21やったぜ山頂~!

でも、残念ながら雲行きは怪しく。
雨予報だったんだから、ここまでもってくれただけでもありがたいというものです。
さあ、下山しましょう。

雨が降り出す前に、テントに戻る事が出来て。
結局、こんな天気予報だから、テント場には前回同様私達だけ。
またしても貸し切り状態。
ラッキー。
周りを気にせず、お喋り&夜更かしができる~。

夕食は、前回美味しかったので再び麻婆春雨を。
今回は『きくらげ何処だ何処だッ!』と探すことなく、
豚肉・人参・葱・きくらげを投入することが出来て
美味しく仕上がりました。
まもちゃんはビールを、私はカフェ・オ・レを飲んで、楽しくお喋りして・・・・・
なんて寛いでいたら、会社からメールが。

『明日の集合時間は、朝8時でお願いします。』

・・・・・。

通常出勤は10時。

セール期間中は8:30か、9時だったのに。
何故か明日だけ8時だという。

も:『・・・まもちゃん、ごめん。明日、更に30分早くなっちゃった・・・。』

ま:『じゃあ、余裕を見て3:40分位に起きようか。』

も:『うぅー・・・、まもちゃんごめーん。』

結局、セール期間中こんなに早かったのはこの日だけで、しかも(結果的には)充分準備も
間に合ったので、ワニお店長の陰謀としか思えませんが。
こうなったら、やってやろうじゃあないの。
3時台に起きて、下山して出勤。
Sea to summit   ならぬ  summit  to  office を。

お酒が入って すますご陽気なまもちゃんには申し訳ないけど、そろそろ寝ましょう。
明日は早いのですから。

2014    6   11  霧雨

頑張って起きる。
まもちゃんが。
そう、私は朝が弱い。
なんだか朝から めっぽう元気でテンション高い、というイメージをお持ちの方が多いのだが
実際は、さにあらず。
朝はめーーーちゃ静かに過ごしたい人なのである。
でも、朝から元気なまもちゃん。

ま:『もおすけ、おはよーー!朝だよ、時間だよ !』

も:『ーーーーーーーー・・・まもちゃん・・・朝から声大きい・・・。』

低血圧な私は、元気な声にさえ弱い。
寝ぼけ声でこう答えたら、まもちゃんちょっと残念そうに、

ま:『・・・・周りに誰もいないのに 叱られちゃった。』

ぽそっと呟いたこの台詞がなんだかとってもおかしかったので、
心の中でクスリと笑いながら、シュラフの中でくるまっていた。

でも、起きないと。
私の都合で、まもちゃんをつき合わせているのですし。
起きて朝食の準備に取り掛かる。
ササッと食べて、テント撤収。
そして出発、霧雨の中。
まずは西岳に向かいます。

—–

このルートは、二年前の夏、西岳~編笠山の逆ルートで駆け抜けた。
おぼろげな記憶を頼りに、飛ばしすぎない・でも速めのペースで歩いていく。
ご覧の通りの天気ですが、朝一番乗りの山頂は気分がいい。

AM4:58・西岳山頂です。
まずは、まもちゃんが記念撮影。

140611_ペースは余裕。

続いてもおすけ。

140611_1

 出勤前のピークハントなんて最高!

更にここから快調に飛ばしていきます。
途中、小休止するもズンズンズン。
流石は 私が見込んだだけのオトコ・まもちゃん。
全く息を乱すことなく、歩き通します。

AM6:10.

後は林道と言うところまで降りてきました。
この時間にここまで来れば、もう安心。
ザックを置いて、お水を飲んで一休み。
そして再び歩き出す。
私の背中が言っている。

も:『ヨシヨシ、ここまで来れば安心だ。』

140611_2撮られている自覚ナシ。

林道ゲートに辿り着き、最後に振り返って来し方を眺める。

も:『もう、このルートは来ないしね(だってしんどくてつまんない)。』

140611_3見納めだ。

そして最後のこの写真。

ずっと撮られてる意識が全くなかったので、後からこの写真を
フリーアルバムで見て吹き出してしまった。
何て顔してるんだ、私。
自分でも、これまで生きてきて見たことなかった自分の表情。
敢えてアフレコ付けるならば、こうだろうか。

140611_4

会社行きたくないの。

弾丸で一日休みでテント泊。
この後、 まも様の運転で家まで無事に辿り着き、私だけ急いでシャワーを浴びて。
部屋に戻ったら、私の荷物が部屋に綺麗に広げて並べてあった。

ま:『こうしとくだけでも、少し乾くからマシでしょ。』

って。
まもちゃん、何から何までありがとう。
お蔭様で、最高に充実した楽しい休日を過ごす事ができました。

<完>

コメント

  1. masa より:

    もおすけ さんへ

    こんばんはもおすけさん!
    今週から大縦走ですね、早く天気が安定しますように♪
    気を付けて行ってらして下さいね~

    あいのじ
     

    • moosuke より:

      あいのじさんへ

      コメントありがとうございます!お天気が心配ですが、無理せず楽しんでこようと思います!!
      下山したらまたUPしますのでお楽しみに~。

      では、いってきます。

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