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86才の母と淡路島旅行3|グランメルキュール淡路リゾート&スパで夕食待ちの夜

先日の誕生日の投稿↓

58才の誕生日の奇跡
58歳の誕生日前に、百名山の日光白根山へ登りました。関東以北の最高峰2,578mの山頂岩場で、青空の下ポーズを決めた記念登山です。信州移住の登山好きもおすけがお伝えします。

を読んでくれた、和美ちゃんからLINEが。

和:『そう言えば私と登っていた時も、お母さんから電話ありましたよね。』

そうだった?
本当にいつも登山時になると掛かってくるので、いつ掛かってきたか憶えてないほどなのよ。

和美ちゃんとの山行記事はこちら↓

三峰山|マウンテンドクターのロケ地を山友と登る信州の絶景登山
三峰山はドラマ・マウンテンドクターのロケ地で知られる信州の名峰。標高1887mの草原の稜線から八ヶ岳や北アルプスを望む絶景登山を、関西の山友との女子登山として信州移住者の目線でレポートします。

そんな動物的野生の勘が超絶働く母を持つ、もおすけとの母娘旅行。
道の駅・くるくる鳴門を出た所からの続きです。

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認知症の母との旅行で宿選びに迷ったら|グランメルキュール淡路へ

2026年10月13日 快晴

母の大好きな本屋を後にして、ようやくホテルに向かう。

夕飯まで少し休める!もう体は限界だった。

グランメルキュール淡路アイランドリゾート&スパの外観と入口の看板、秋の青空

グランメルキュール淡路リゾート&スパを選んだ理由①

今回選んだのは、グランメルキュール淡路リゾート&スパ。
実は前回、まあまあの値段の宿に泊まったのですが、いかんせん食事が残念でした。

部屋と眺望は良かった、テラスに付いている個室の露天風呂もビーチベッドも最高だった。
サービスもウェルカムドリンクやスィーツも良かった。
夕食は、どれも盛り付けも美しいし、味もいい。

ただ・・・全く印象に残らない味だった。特にメインの和風ブイヤベースが残念な御味。

も:『これで、この値段は・・・』

他はすべて上品で最高だっただけに、料理の味がイマイチなのが残念でならない。
それならば、とお客様に『食事はバイキングですが、美味しいですよ!』とご紹介頂いたグランメルキュール淡路リゾート&スパにしてみたのでした。

グランメルキュール淡路リゾート&スパを選んだ理由②

そして、この宿を選んだもう一つの理由は。

以前、旅行系YouTuberさんもこちらの系列ホテルを紹介していたのですが。
バイキングの品揃えがとにかく豊富なのと、眼の前でオーダーバイキング出来るメニューもあり、スイーツも充実。

認知症の人に大切なのは、『非日常』。

毎日同じ家の中、近所の景色、馴染みのスーパー。
代わり映えのない生活が、脳の刺激を少なくし認知が進むと言われている。

色んなジャンルの料理が一斉に並ぶバイキングなら、母の脳も活性化されるかも。印象に残って憶えていてくれるかも。そう思って、この宿に決めました。

そう、認知症の母にとっては、介護のバイブルにしている著書『お出かけは最高のリハビリ』なのだ。
著者のたかはたゆきこさんは、ブログ執筆時代から読ませて頂いていて、とても参考になりました。

認知症は関係なく、親の介護をされる方にはオススメの一冊です。

ホテルに入ってチェックイン・・・と思ったら、既にフロントで大混雑。
しかも食事の時間が、17時、18時30分、20時の3部制で、18時30分に某国の団体さん70人が入っていると言う。

・・・絶対避けたい。

わちゃわちゃな食事は苦手な母娘だし、昼食も少し遅い時間だった。
不安はあるが、17時は早すぎるので母に再三確認し、20時からの時間で予約。

部屋は広く、高齢の母との旅を事前に伝えていたので、エレベーター近くの部屋になっていてありがたい。

部屋から見える景色は最高。

グランメルキュール淡路の客室から見下ろす、プールと光る海と遠くの大きな橋
部屋から鳴門大橋も見えました

荷物を解き、寛ぐ母。

オーシャンビューの客室で窓際の椅子に座り、海を眺める86才の母
ははのんき。

片付けが済んだので、ウェルカムドリンクや軽食を取りに1Fへ。

購入した本を読む母。

私の胃の調子は最悪だった。
折角のお菓子も珈琲も、受け付けない。ハーブティで胃を休める。

少しして部屋に戻る。ようやく私が休める時間だ。
浴衣に着替えて、ベッドに入って・・・

と思ったら、そうは問屋が卸さなかった。

母:

『今、何時?
ちょっと。お腹すいたなぁ。
夕飯 何時から?
え、20時?
なんでそんなに遅いん?
なにこの宿、あかんわ。フロントに電話しよ。
え、今日ここに泊まるの?
いつ帰るん?
ほな今夜のお父さんのご飯は?
お父さんには言うてあるの?
で、今何時なん?
え、夕飯20時??
お腹すいたー。』

認知症の親を持つ方ならわかるでしょう。
嘘のような話ですが、この1クールがずっとリフレインされ、終わる頃に、また一番最初から質問が繰り返されるのだ。

ね、寝れない・・・

最初はきちんと答えていた。エンドレスの質問に。
初めて応えるかのように。

それでも母は、夕飯が20時なのが許せないらしい。
その度に『だって団体さんが70人もいたら、やかましくて嫌でしょ?』と説得する。
それでも母は、空腹を訴え、若干イライラモード。

そして私は。

お願い、寝かせて・・・

恐らく学生時代、課題を仕上げるために完徹していた頃の10倍くらいのしんどさで、昨夜から運転&アテンドしていた。

寝たい。

寝たいのだ。

頼むから、少しだけ寝かせてくれ。
そう思って、母に背中を向け寝たふりをする。

母:『もう私、お腹すいたなぁ。夕飯まだなん?』

もおすけ、狸寝入り作戦・・・

母:『ちょっと、もおすけ。寝たん?』

うん、アタシ寝てるの・・・

母、静かになる。
やった、やっとこれで少しだけ眠れそ・・・

カチッ、

『それでは次は天気予報です。』

大音量のTVが付く(母は耳が悪い)。

ーーーーーッ!!!!!

もう完璧なまでのタイミングは、まるでハリウッドのコメディ映画。

私も疲れを通り越して、ナチュラルハイに完全に入ってしまった。
無言で肩が震えて笑ってしまう。それを見た母、

母:『あれ?あんた起きとったん?』

・・・イヤ貴方が寝かせてくれないだけです(涙)。

結局、ベッドから立ち上がる。

も:『そーかそーか!ママちんは、もおすけを寝かさない気だね?よぉーしわかった!待ってなサイッ!』

せっかく着替えた浴衣からワンピースに着替え直し、売店に言ってお菓子を少し買う。

もう歩くだけで胃が痛い。

せっかくのバイキングなのに、何やってんだか・・・

認知症母の発見②:出掛ける時はおやつを携帯せよ

そう言えば。
姉が子育てをしていた頃。出掛ける時は、必ずおやつ&小さなおもちゃを携帯していた。

母にもそれが必要だったのだ。

本とおやつ。
次回からは必ず携帯します。

完璧に母に敗北した もおすけでした。

グランメルキュール淡路の客室から見えた、海と橋とオレンジ色に染まる夕焼け空
アタシの体調とは裏腹な綺麗な夕焼け

続く

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